高石市議会 > 2001-06-11 >
06月19日-04号

  • "生活保護世帯"(/)
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  1. 高石市議会 2001-06-11
    06月19日-04号


    取得元: 高石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-24
    平成13年  6月 定例会(第2回)          ◯出席議員(20名)  1番 平田佳男君      2番 権野功至郎君  3番 清水明治君      4番 金田美樹子君  5番 出川康二君      6番 阪口孝雄君  7番 中山 均君      8番 八字安二郎君  9番 古賀秀敏君     10番 中島一男君 11番 新妻鎮雄君     12番 池川康朗君 13番 鈴木七重君     14番 小谷 喬君 15番 中山 学君     16番 阪口伸六君 17番 松本 定君     18番 奥田悦雄君 19番 北山 保君     20番 今井國勝君          ◯議会事務局出席員  局長     吉川俊博     総務課長     奥村宏和  課長代兼   藤原喜義     議事係長     船富正敏  庶務係長  主事     泉元周雄          ◯議事説明員  市長         寺田為三     助役          池中義徳  助役         斎藤弘晴     収入役         堤 嘉巳  教育長        藤原延光 (企画調整部)  参与兼部長      永野定固     理事兼次長兼企画課長  前田耕治  秘書広報課長     園田 勝     財政課長        橋本正己 (総務部)  部長         野中高夫     次長兼人事課長     小田公司  次長兼公害防災課長  土師正彦     庶務課長        中塚正博 (市民生活部)  部長         田中治人     次長兼経済課長     尾崎 修  次長兼生活環境課長  山本定夫 (保健福祉部)  部長         大下 肇     次長兼児童福祉課長   大植群史  社会福祉課長     中尾正義     高齢障害福祉課長    中谷 満  介護保険課長     黒川健嗣  (建設部)  部長         池本太一     理事          高嶋麻夫  次長兼土木課長    長谷波徹朗    下水道課長       西井修一 (都市整備部)  部長         井上靖夫     理事          赤土宗良  次長兼             柴田正明     都市計画課長      堂本幸三  連続立体交差推進室長  再開発課長      進士幸正     駅周辺整備室長     古川敬三  (教育委員会教育部)  部長         辻井健夫     次長兼社会教育課長   石田賀享  次長兼指導課長    吉田哲喜     管理課長        川辺彰文  学事課長       前田比良司  (水道部)                      次長兼工務課長兼  部長         山中誠三                 根本久光                           配水場長      (その他行政委員会等)  監査委員事務局長兼選  挙管理委員会事務局長  船富康弘  兼公平委員会事務局長            本日の会議に付した事件日程第1       一般質問 △会議の顛末     (午前11時10分 開議) ○議長(金田美樹子君)  議員各位のご出席が定足数に達しておりますので、これより第4日目の会議を開きます。 本日の日程は、既に皆様方のお手元に配付しております日程表に基づき、順次進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 日程第1 一般質問を行います。 本件につきまして、13名の方よりご質問の通告を受けておりますので、これを許すことにいたします。 19番 北山 保君の質問を許します。 ◆19番(北山保君)  平成13年第2回高石市議会定例会における一般質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 初めに、学校等の安全管理体制についてでございます。 今もなお強い衝撃と悲しみをもたらした大阪教育大学附属池田小学校で、児童ら23人が殺傷された事件でございます。安全であるべき学校で発生をいたしました。被害者のご遺族、ご家族の悲しみ、苦しみはいかばかりか。絶対に二度とあってはならないし、二度と再びこうした悲惨な事件が起こらないようにあらゆる手段を講じなければならないと思う次第でございます。 全国で幼稚園から小、中、高、大学などへの侵入事件は、1990年は778件だったが、2000年には1,355件もあり、しかも98年に比べると400件近くも急増しているそうであります。 公明党は、国会におきましても神崎代表の提案であり、全国の小・中学校や幼稚園、保育園の安全管理に全力を尽くすことを提唱し、具体的に学校等の安全管理体制を総点検するとともに、その安全の確保のため児童・生徒の保護者、自治会、警察などの地域のもろもろの機関が学校と協議し、話し合い、日常的に地域ぐるみで学校等の安全確保のため、学校安全対策協議会の設置を緊急提案いたしました。 2点目は警備体制の強化でございます。 民間警備会社や退職警察官の活用などを含めた警備体制の強化、すわなちスクールポリスというシステムの普及を早急に検討するよう求めます。本市におきましても学校施設等の警備、学校周辺や通学路等での安全管理等々、私たちが取り組む課題は幾らでもあります。再発防止へはスピードが勝負です。 高石公明党としてこの2点をご提案いたしたいと思いますので、ご見解を賜りたいと思います。 さらに本市の取り組みについてもあわせてお伺いしたいと思います。 よろしくお願いします。 ◎次長兼指導課長(吉田哲喜君)  今回の事件はまことに痛ましいことであり、亡くなられた方々に対しましてご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご家族の方に心からお悔やみ申し上げます。また、被害に遭われた方々の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。 安全であるべき学校であのような事件が起こったことに深い憤りと悲しみを感じております。 この事件の報道の後、すぐさま危機管理体制の再確認を求める通知を本市立全学校へ出すとともに、警察署に対してもパトロール等の要請を行ないました。6月11日の月曜日には、臨時校長会、園長会を開催し、幼児、児童、生徒の安全確保と学校園での危機管理について徹底を図りました。 本市におきましては、これまで各学校園に対して日ごろから危機管理体制を確立し、緊急時におきましても適切に対応できるよう校園長会や生徒指導担当者会等で指導及び啓発を継続してまいりました。 また、平成11年12月に京都府で発生いたしました小学生刺殺事件の際に、各学校園に幼児、児童、生徒の安全確保及び学校の安全管理についての通知文を出すなど注意を喚起し、日常の安全確保、緊急時の安全確保等について点検活動も進めてきたところでありますが、今後とも幼児、児童、生徒の安全確保、学校園での危機管理に努めてまいります。 さらに学校教育活動時にはもとより、登下校時、放課後等においても幼児、児童、生徒の安全確保が図れるよう学校園と家庭、地域、関係機関等との協同関係を強化してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆19番(北山保君)  どうか21世紀を担いゆく大切な大切な人々でございます。具体的な施策をよろしくお願いいたします。 2点目は、IT教育基礎技能講習について数点お伺いしたいと思います。 急速に進むIT革命に対応して、市民の皆様がだれでも気軽にできるだけ多くITに接することができるように5月19日を皮切りに各会場で講習会を実施しておりますが、初めにIT講習の申し込み状況と学習状況を教えてください。 次に、早く受講したいということで申し込みをされたために定員オーバーとなり、700名以上の方が抽せん漏れになり残念がっていた方もおりました。反面、20名定員に満たないところもあるらしいですが、また講習会によって空き数にばらつきもあろうと思いますが、どのように募集されるのでしょうか。 初めにこの2点、よろしくお願いします。 ◎次長兼社会教育課長(石田賀享君)  IT講習は、先生もご案内のとおり、昨年度IT普及国民運動の展開ということで国から府を通じて市町村に10分の10の補助金が交付される補助事業でございまして、本市も5月中旬から実施しておるわけでございます。 今、IT講習の申し込み状況ということでございますが、各公民館、教育研究センター、デージードームで実施すべく募集を行ないました。1講座につき20名定員で1年間で100講座の募集をいたしましたところ、2,055名の申し込みがありました。特に早い時期の講座に申し込みが多く殺到したわけでございまして、一番多いところで20名定員のところに216名の申し込みがありまして、早く受けたいということだと思いますが、この申し込み時に第2希望、また調整等を含めまして1,286名の方が受講できることになったわけでございます。 したがいまして、2,000名が受けられる講座でございまして、714名の方がまだ受けられる部分があるということで、20名定員に満たないところということでありますので、9月以降の分でございますが、各館に空きがありますので、7月の広報、また8月も利用して募集を行いたいと考えております。 学習状況ということで、講師1名でサブ講師が3名ついておられます。高齢者の方でも気軽に質問をしておられますし、どの施設においても今のところまだ間のないところでございますが、熱心に受講されております。 以上でございます。 ◆19番(北山保君)  一人でも多くの方々が参加できるようによろしくお願いをします。 先日もお店でうどんを食べながら、70歳近い4人の女性がマウスをクリックするときにポイントを合わせるのが難しいなとそんな話をされておられまして、何かうれしくなりまして、いろいろと話し合っている姿に、頑張ってくださいねという声をかけさせていただきました。 他の方からも人気の講座であると伺っておりますが、受講生の反応はどのように伺っておりますでしょうか。 また、補助事業として今年度だけと聞いていますが、今後どのようにされるのか。200のパソコンをむだにすることなく、市民の皆様に利用していただく方策があれば伺いたいと思いますけれども、よろしくお願いをします。 ◎次長兼社会教育課長(石田賀享君)  受講生の反応ということでございますが、初心者向けですので年配の方も多く、一生懸命熱心にされております。今のところ最終日にはちょっと簡単なアンケートをお願いしておりますので、ちょっと結果を見てみたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。 2点目の今後どうしていくかということでございますが、非常に関心も強い講座でございますので、引き続き補助事業としていただけるよう要望したいと思っております。 なお公民館では今後の位置づけとして、もしこの補助事業がないとした場合、パソコン教室とするか、また自主クラブとして支援していくかについて検討していきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 ◆19番(北山保君)  積極的な対応をよろしくお願いしたいと思います。 次に、安心・安全のまちづくりについて数点お伺いいたします。 第三総計にも小さな輝きの舞台としてのまちづくりの中で、防犯対策の充実というものを述べられておりますが、本年に入りまして各自治会、また婦人会の会合等で大阪府警の生活安全指導班によりひったくり防止対策などの防犯教室の講習会を開催していただいております。 その講習会で、ひったくり被害は大阪は全国のワースト1であり、昨年1年間で1万973件、現金で4億6,000万円、貴金属を含めると8億3,000万円にも上る被害となり、高石警察の担当課長からも市民の皆様により、道路が暗いところもあり、通勤・通学を含む生活道路にできるだけ多く防犯灯、街路灯の設置の要請を受け、市行政にお願いしておりますと語っておりました。 安心・安全のまちづくりの観点から防災対策にどのようにお取り組みをされているのか、お伺いしたいと思います。 ◎秘書広報課長(園田勝君)  防犯対策、とりわけ防犯活動についてお答え申し上げます。 まず高石防犯協会におきまして、あるいは高石特設防犯協会という組織でもちまして防犯教室の開催、あるいは防犯広報活動の推進、さらにはひったくりへの対応等といった形で啓発活動、あるいは運動を推進しているというところでございます。 また、地元警察へもそういった防犯、あるいは治安対策活動の強化と、あるいは取り締まりといったことをいろんな場を通じて要請しておるというところでございます。 さらには市内の単位自治体が当該地域の犯罪あるいは事故防止のために防犯灯を設置するといったときには、その経費の一部を補助して明るいまちづくりに寄与するということで、防犯灯設置事業補助金交付要綱というのを設けてございまして、毎年自治会に対して防犯灯の新設あるいは建てかえを推進してきておるというところでございます。さらにはこういった防犯灯の電気料金につきましても要綱に基づきまして一定の電気料金の補助を出しておるというところでございますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 ◆19番(北山保君)  防犯教室で高石の生活道路が暗いようなお話をされておりましたので、そういう意識を持って自分の目で夕方の約6時ごろから11時ごろにかけまして狭隘地区である富木の村を初め、順次自転車または徒歩で3月から4月にかけまして巡回してみました。防犯灯と防犯灯の間に路地があるところは十数カ所薄暗く感じたところも見受けられたわけでございますが、全体的に防犯灯の設置が多いなというのは実感でございました。人の見方、考え方によって異なると思いますけれども。 その後警察の担当課と連絡をとり伺ったところによりますと、本市におきましても例外ではなく、昨年1年間でひったくり件数が33件発生し、被害金額で約90万円も強奪され、ちなみに各派出所の届け出件数は富木駅前で9件、東羽衣駅前10件、高石駅前8件、綾園5件、千代田1件、このように高石全土にわたってひったくりが発生しております。しかし、既にことしに入って1月から5月末でもう30件にも上っていると話しておりました。私は昨年の2倍以上発生する可能性もあり、警備体制を強化し、巡回の頻度をふやしてくださいと警察の方にお願いをいたしました。 さらに市当局においても自治会の要請により毎年新設も含め取りかえを80灯以上も行っていますけれども、より安心して通行できるよう私も市当局に要請しますが、警備体制の強化を再度お願いいたしますとお願いをいたしました。 そこでお伺いしますが、現状の本市における防犯灯の設置総数とわかる範囲内で結構ですけれども、どれだけの新設をしているのか知りたいので数年前の設置総数を教えてください。 それと昨年と比べ2倍以上のひったくりが発生していることから、広報等でひったくり防止の特集を組むとか、自治会と連携を組むとか、いろいろとひったくり防止対策のお考えがあろうと思いますので、あわせて教えていただきたいと思います。 ◎秘書広報課長(園田勝君)  まず1点目の防犯灯の設置状況なんですけども、先ほど先生もご指摘されておりますように大体新設、建てかえを合わせまして80灯から90灯の新設、建てかえがなされてございます。ちなみに平成7年からですと、昨年の平成12年度にかけまして合計で540灯ぐらいの新設、建てかえがなされてございます。また、市内の防犯灯の数と申しますか、それを見てみますと、平成12年度で3,260灯という形になってございまして、平成7年度が約3,090灯という形でございましたので、かなりの数がふえてきておるという形になってきてございまして、明るいまちづくりということに寄与しておるという形で考えてございます。 また、2点目につきましても、私どもといたしましても、連合自治会あるいは単位自治会に対しましても啓発活動の推進、さらには地元高石警察に対しましてもあらゆる場を通じての対策の強化、取り締まりを要請してまいりたいというふうに考えてございますのでよろしくお願い申し上げます。 ◆19番(北山保君)  今お話をしていただきまして、平成7年で3,090、平成12年で3,260ということで、この5年間170灯の新設をしていただいているということでございます。 市内を巡回したときのお話をしましたが、そのときに防犯灯の設置数よりも気になったのは、防犯灯が点灯していない箇所が多く見受けられたことでございます。蛍光灯の取りかえは各自治会で行っていただいておりますので、球切れを見逃している箇所や予算の関係でおくれているところもあろうかとは思いますが、自治会と連携を密にしながら補助策も検討していただくことを要望いたしまして、この件は終わらせていただきます。 次に、庁舎管理について少し教えていただきたいと思います。 私の知人からパンフレットをいただきました。それは高石の臨海工業地帯の化学会社の劇物ホルマリン垂れ流しを告発というタイトルが書かれて、労働環境改善を求める緊急集会のパンフレットでした。 公明党議員団といたしましても、この工場の現場調査に行ったこともあり、非常に関心を持っていたものですから目を通してみると、主催者連絡先が0722-65-0400であり、どこかで見たことのある電話番号であると思いましたので調べてみました。そうしますとこのチラシに高石職員労働組合の電話番号と同一の電話番号でございました。この電話番号も65-0400と同一番号で記入しておりまして、しかもこのチラシの呼びかけ人の中で高石労働組合総連合会とあり、よくわからないんで教えていただきたいんですが、同じ電話番号を記入している当局の職員労働組合と、高石労働組合総連合会の関係と、2点目は当局の職員労働組合とここに記入されている高石労働組合総連合会の代表であられる議長田中照由貴様なる人物との関係、この2点をご説明よろしくお願いを申し上げます。 ◎庶務課長(中塚正博君)  今、先生申し上げていただいたパンフレットの件なんですけども、この点につきましては現在のところ私ども入手しておりませんので、詳しい内容はわかりかねますのですけれども。 1点ありました高石労働組合総連合と高石職員労働組合との関係ということで、この分につきましては、高石の労働組合に市の職員労働組合が1つの構成団体として参加をしているというふうに聞いております。 もう1点の議長の田中さんとの関係でございますが、この部分につきましては個人さんとこの組合との関係についての詳しい情報というのは現在のところ入手できておりませんので。 以上でございます。 ◆19番(北山保君)  どうもよくわかりません。同じ電話番号であるということに対してもよくわからないんですけれども。 私もこのような立場にならさせていただく前はサラリーマンであり組合活動しておりましたので、このような不況渦巻いている中、組合においてもコスト削減が余儀なくされ、その連合組合と同じ事務所に席を置くことも当然あろうかと思います。しかし、そういった場合においても労使が協議を繰り返し定められた手順を踏むのが当然でございまして、当局の組合事務所の中に高石労働組合総連合会の事務所が設置されているのか。さらに当局の職員労働組合は、行政財産使用許可書を受けた事務所を高石労働組合総連合会に使用することを許可されたのかどうか。その辺もあわせて教えていただきたいと思います。 ◎庶務課長(中塚正博君)  今の市の職員の労働組合の事務所につきましては、先生も若干今お話ありましたように、行政財産の目的外使用許可ということで1年間という期限で毎年お貸しをしておるというところでございます。したがいまして、市の職員労働組合以外の団体さんにその事務所を貸すというふうな使用許可をしてございません。 以上でございます。 ◆19番(北山保君)  地方自治法の行政財産の管理及び処分というところの4項ですけども、「行政財産は、その用途又は目的を妨げない限度においてその使用を許可することができる。」と。目的のために市長に行政財産使用許可書を受けなければならないということだと思うんですけれども。さらに6項のところに、「許可の条件に違反する行為があると認めるときは、普通地方公共団体の長又は委員会は、その許可を取り消すことができる。」と述べられております。 職員労働組合高石労働組合総連合会に対して使用許可をされていないということにすれば、高石労働組合総連合会が大阪府高石市加茂4丁目1番1号を住所として表示されていることについて、今度どのように対応されていくのか、今後またどのような形で詰めていくのか、よろしくお願いいたします。 ◎庶務課長(中塚正博君)  先生今ご指摘のございましたように行政財産の目的外使用許可につきましては、地方自治法の238条の4項で、「その用途又は目的を妨げない限度において使用を許可することができる。」この条文に基づきまして一定の申請用紙を出していただきまして許可を与えているということでございます。 もう1点ご指摘ございました第6項の許可に当たっての条件的なことなんですけれども、ここで言われている「公用若しくは公共用に供するため必要が生じたとき、又は許可の条件に違反する行為があると認めたときは、」この場合においてはこの許可を取り消すことができると。このような内容を当然許可書の中に盛り込んでございます。 今の許可条件というのは、一定何かと申し上げますと、転貸しだめですよというふうな条項がございますので、私どもとしましてはこの高石職員労働組合にお貸ししておりますので、それ以外のところに貸しておれば当然そのような事実が判明した段階で一定の是正を考えなければならないんではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ◆19番(北山保君)  ありがとうございます。 他の公共施設におきましても、本来の目的以外に許可なく使用されていることはないと思いますけれども、調査のほどをご尽力いただくことを要望いたまして、一般質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
    ○議長(金田美樹子君)  この時点で暫時休憩いたします。      (午前11時38分 休憩)      -------------      (午後 0時49分 再開) ○議長(金田美樹子君)  休憩前に引き続きまして本会議を再開いたします。 18番 奥田悦雄君。 ◆18番(奥田悦雄君)  一般質問を行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、午前中の隣の議員さんのお話にもありましたですが、学校の安全管理ということでちょっとお尋ねをいたしたいと思うんですが。 当初この安全管理ということで、うちの市内の中学校のことで、またこれは後でお聞かせをいただきます。 先日去る8日午前10時過ぎですか、池田の教育大附属小学校で大変痛ましい悲惨な事件が起きました。8人もの幼い命が奪われるという本当に大変な事件でありまして、ご遺族、ご家族の方には心よりご冥福をお祈りいたしたいと思うところであります。 その後の事件後、いろいろと類似した事件が全国あちこちで起きておるわけですが。滋賀県においても警察の事務局の職員が包丁を持って小学校に入っていったということをお聞きしますし、またその以前には奈良で小学生が下校中に車にむりやり乗せられて連れ去られようとしましたが、自力で脱出をしたということをお聞きしております。 このいろいろと類似した事件が多発する中で、一昨年ですか、先ほど午前中の次長のご答弁でもありましたですが、京都で起きました運動場での殺人事件ということで、その後文部省の方が学校の安全管理、危機管理に関する体制の整備ということで全国の園または小学校に通達を出されたというところでございます。 その通達を踏まえまして、いろんな全国各地で見直しがなされてきたわけでございますけれども、児童や外からお越しになられる方々がよく見えるところに職員室を配置したりとか、セキュリティ、警備を強化したり、また授業中の校門は常時閉鎖したというような見直しや取り組みをなされてきておるわけでございます。 また、危機管理、安全管理のマニュアルということにつきましても、国や府では新たに作成をされたり、また見直しをされておるところでありますが、この開かれた学校と安全確保をどう両立していくかということが重要なことではないかなと思うわけです。 その中で、この日本というんですか、何か事が起きてから、一昨年の京都の事件以来通達を出しているにもかかわらず、また今回こういう悲惨な事件が起きたということで、事が起きてから大体見直したりいろんなことをされているのが現状なわけです。本市においては、この教育大附属小学校の事件以後、午前中に次長さきの議員さんの答弁にあったとは思うんですが、そういう取り組みは午前中の議員さんと同じでしょうか。 ◎次長兼指導課長(吉田哲喜君)  一緒でございます。 ◆18番(奥田悦雄君)  はい、わかりました。 教育大附属小学校に対しての事件に対して見直しは午前の答弁とご一緒やということでございますけれども、高石でもこういう事件が絶対に起こらないという確信はないわけでございまして、先週でしたですか、13日に隣の堺市の浜寺石津小学校においても同じような類似した事件といいますか、不審者が包丁を持って学校の前をうろうろしてたということで、ご近所の方がそれを見られて警察に通報していただいたということで、警察が学校に到着したときはその不審者はもうどこかへ立ち去って、いなかったということで、しかしながら、夜の9時半か10時ごろまで警察の方は厳重なパトロールをしていただいたということもお聞きするわけでございます。 この隣の浜寺石津で起きたこういう類似した事件を踏まえて、本市の教育委員会、現場の学校としてはどういうふうに感じられて、どういうふうな処置といいますか、対応といいますか、取り組みをされたのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 ◎次長兼指導課長(吉田哲喜君)  6月13日に新聞でも報道されました浜寺石津小学校付近での刃物を持った男の事件ですが、近隣市ということでもありまして、先日の池田小学校の不審者侵入事件と類似的犯行のおそれもありましたので、すぐさま対応いたしました。緊急連絡網またはファクスで学校園に連絡いたしました。 小学校等は水曜日でもありまして午後から一斉に集団下校し、各学校の教員も下校指導や校区パトロールに当たる体制をとりました。中学校におきましては、クラブを取りやめ下校するよう指示をいたしました。 教育委員会事務局員及び指導主事等は、3中学校区に分かれましてパトロールに当たりました。警察署からも各学校へ複数配置で警備に当たっていただきました。翌日も朝早くから登校指導する学校、PTA実行委員や青少年指導員も応援していただく学校、道徳教材、生命の尊重というテーマのプリントを配布して指導する学校、それぞれ各学校具体的に取り組んでいただいてるところでございます。 外部者が計画的に学校に侵入し、児童や教職員に危害を加えるという犯罪が今後はどこででも起こり得るということを想定し、幼児、児童、生徒や教職員の安全確保を図る必要がございます。 そのためには各学校が危機管理システムを確立することや可能な限り外部からの不審な者の侵入をチェックし、未然に犯罪を防止する。万が一不幸にも犯罪が起こった場合にも、最小限度に被害を食いとめることが求められております。 また、開かれた学校づくりと安全確保の関係については、両者を対立するものとは考えず、むしろ開かれた学校づくりを推進する観点から、学校が積極的に学校教育情報を提供し、保護者や地域住民と一体となって日常的に学校内外において子供たちを守る体制をつくることが重要であると考えます。 したがいまして、教育委員会といたしましては、学校現場を預かっていただく責任者であります校長先生、そしてまた生徒指導担当者と十分検討いたしまして、子供たちの安全確保に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆18番(奥田悦雄君)  次長のご答弁をいただきまして、本当に13日の浜寺石津小学校の事件後すぐ、即座に本市ではいろいろと対応されたと。各学校でいろんな取り組みをされた中、とにかく子供を守らなければいけないという思いといいますか、気持ちがよく今のご答弁で伝わってくるわけでございます。 本当にきょうも朝から東京の方で幼稚園に女性の方が来られて、門越しに教諭を切りつけたというような事件も起きております。本当に危機管理といいますか、安全管理をより一層充実をしていただくことをお願いしたいわけです。 この教育大附属小学校での事件の前にですが、本市でも高南中学校の付近で痴漢騒ぎがあったということで、多分6月の初旬前後になろうかと思いますが、警察の方にも連絡をしていただいた中でパトカーも出動していただいたということもお聞きしております。本当に女子といいますか、女の子をお持ちのご父兄の方は大変心配をされているというご相談もあったわけですが、ことしに入って、昨年もあったかどうかということはさておき、これは高南中学校だけにかかわらず高石の3中学校、また高陽小学校付近では不審な車もいると、また児童の跡をつけてずっとくるねんということもお聞きしております。 そういう中で、このことを踏まえまして、本市の学校、また教育委員会の方ではどういう対応をされておられるのか。これから夏に向けて、またより一層こういう騒ぎといいますか、これが大した事件につながらなければいいんですが、先ほども言いましたように、高石では絶対起こらないということはないんで、その辺の対応と取り組みをお聞きしたいと思いますんでよろしくお願いいたします。 ◎次長兼指導課長(吉田哲喜君)  高南校区での痴漢騒ぎについてでございますが、今年度に入りまして学校から教育委員会に入った変質者の情報が6月15日現在で9件に上っております。この数は昨年度のこの時期に比べまして2件も多くなっております。 子供たちに対しての痴漢を初めとする変質行為は、子供たちの人権を踏みにじる行為だと言えます。その対策の1つとして、昨年6月に高石市小・中学校生徒指導担当者会で幼、小、中学校と教育委員会、高石警察の連絡網を作成いたしました。被害を最小限にするため情報を各幼、小、中に流し、子供たち、保護者に注意を呼びかけるとともに、教育委員会より高石警察にパトロールを要請する体制をつくりました。 各学校園におきましては、集団下校やグループ下校の指導、教員のパトロールやPTAの協力依頼を初め、高石っ子をまもるおうちの再確認等の安全確保も指導しております。こういった被害を防ぐには、地域の方々の協力も必要と考えます。 教育委員会におきましては、本年度より総合的教育力活性化事業の推進に取り組んでいるところでございますが、その事業内容に地域教育協議会を組織することになっております。その中で、防犯に取り組む委員会も構築できるよう、あわせて考えてまいりたいと存じます。 以上でございます。 ◆18番(奥田悦雄君)  いろいろ取り組みをなされておるというご答弁で、大変ご苦労いただいてるということもよくわかるわけでございます。 今、次長がおっしゃられたように、学校、地域、家庭と一体となって子供を守っていかなければならない、今そういう状況下にあるんではないかなというふうに思うわけです。 先日、遠山文部科学大臣が、いろんな教育改革を進めていかなければならない中で、一番大切な大事なことは、学校の危機管理、安全管理だということをおっしゃられております。そういうことも踏まえ学校、家庭、地域がより一層連携を深めていただきまして、みんなで学校を守り、子供さんをいい環境のもとで育てていくことが大事だと考えるわけでございます。現場、学校、教育委員会も大変だとは思いますが、この辺を十分に理解をしていただきました中で、今後もより一層の危機管理、安全管理、ご努力をいただきたいなと思うわけでございます。 また、先ほど次長のご答弁の中に高石っ子をまもるおうちの再確認ということもございました。これはたしか高石っ子をまもるおうちは神戸の事件があってから、平成9年ですか、夏ぐらいからこれを高石各校区でやっていただいてるところでございます。 高石っ子をまもるおうちというのは、駆け込み寺的な要素がございまして、本当に子供を守る部分においては大変重要なことではないかなというわけであります。また、こういう先日来からの事件があちこちで頻繁に起きている状況を踏まえる中で、本当にこれからももっともっとふえていただきたいなというふうな思いがするわけです。 各お願いをさせていただいてるご家庭にステッカーを張っていただいてるんですが、なかなかこれも見にくい部分がありまして、またいろんな天候の状況の中で、ちょっと薄くなったりしてわからない部分があると思うんですが、その辺の高石っ子をまもるおうちということで、平成9年から始めていただいておりますけれども、今現在の状況の方をちょっとお伺いいたしたいと思いますけど、よろしくお願いいたします。 また、教育委員会としての取り組みなどがありましたら一緒にお伺いいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎次長兼社会教育課長(石田賀享君)  高石っ子をまもるおうちの件でございますが、今、先生の仰せのとおり、これは平成9年7月でしたか、神戸で起きた事件がきっかけで本市のPTA連絡協議会、それから青少年指導員協議会、高石警察、教育委員会が寄りまして、子供が危険を感じたときに緊急避難してきたとき守ってあげてほしいという願いでつくったステッカーでございまして、たくさんの方々にご協力いただきまして、ご存じの高石っ子をまもるおうち、これA4の大きさで店先、または玄関などに張っていただいております。 以来、毎年ステッカーを更新させていただいておりまして、現在約700軒強のおうちにお願いいたしております。 この当時の事件につきましては、それ以外に各小学校におきまして駆け込みハウスとか、また子供の家とかいう形で取り組んでおられた学校もございますので、現在約800軒以上になっておろうかと存じております。 また、各小学校におきましては毎年7月に青少年健全育成のための校区会議というのが開かれております。先生今仰せのステッカーが見にくくなったり、またちょっと色あせたりという部分もございまして、本年度につきましてはステッカーのかわりに旗をつくりたいなということで今計画しておりまして、その校区会議がまた7月に開かれますので、それまでに旗を持っていきたいと考えております。 この旗につきましては、今現在高石っ子をまもるおうちのステッカーと同じような部分でこざいまして、ただちょっと字だけになってしまうわけでございますが、よくわかるような旗を玄関先、または店先につけていただこうと思っております。 学校につきましても、児童・生徒に対しまして危険を感じたときは旗やステッカーの張ってあるおうちに避難するよう引き続き呼びかけていただこうと思っておりますのでよろしくお願いいたします。 また、先生のご心配していただいております昨今の事件につきましては、社会教育課といたしましても単位子供会会長を通じまして単位子供会の方に、また街頭指導員さん--これは女性の方ばかりでございますが、昼パトロールしていただいております。特にパトロールの強化をお願いいたしまして、また青少年指導員協議会につきましては、男性の方もたくさんおりますので、これは夜のパトロールが多いんでございまして、そちらの強化をお願いしております。 PTA連絡協議会につきましても、17校園のPTAの会長会議がきのう開かれまして、子供の安全確保とまた意識の高揚ということで緊急統一パトロールを実施しようということで、一応22日に実施いたしたいということで決定いたしまして、高石警察等の方にもご協力をお願いいたしております。内容につきましては、午前中幼稚園、午後の前半は小学校、後半が中学校のPTAの方にお願いするということで、PTAの連絡協議会で決まっておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。 ◆18番(奥田悦雄君)  高石っ子をまもるおうちの再確認ということで、先ほどステッカーのことをとらえて言わせていただきましたが、ことしから旗をまた玄関またはお店の先に掲げていただくということをお考えをいただいてるということですけれども、これは7月の青少年健全育成校区会議ですか、それが終わってから、もう作成はされておられるんですか。 ◎次長兼社会教育課長(石田賀享君)  今現在作成中でございます。 ◆18番(奥田悦雄君)  はい、わかりました。 駆け込みハウス、子供の家も入れて約800件ということですね。本当に私の思いとしまして本当にありがたいなという気がするわけですけれども。 いろんな事件の件に関しても教育委員会、社会教育としての取り組みも今お聞かせをいただきまして、いろいろご努力をいただきながら、いろんな団体またPTA等にご協力をいただきながら、本当に一生懸命子供を守るために取り組んでいただいてるなという気がいたします。 こういう事件が多発すると、こういう高石っ子をまもるおうち、また駆け込みハウス、子供の家という意義が大変重要になってくるのではないかなと思うわけでございまして、これからも学校、地域、家庭、いろんな形の中で周知を徹底していただいて、今後もより一層子供を守るためにご努力をいただきたいなと思います。 以上で教育委員会の方は終わらせていただきたいと思います。 続きまして、もう1点、今、本市においてはかつてない財政難に直面をしているところでございます。平成10年2月でしたですか、高石市行財政改革大綱を策定され、また昨年8月に行財政改革実施計画ということで策定をされてこられたわけでございます。 そういう中で、平成11年の選挙から私どもの議員定数も3名を削減したところでございまして、本年におきましては市長初め特別職等給与のカットということで、いろいろと今、本市は改革をしていかなければならない、余儀なくされているような気がいたすわけでございます。 本当に本市もスリムにならなければいけない、今時期に直面しているんじゃないかなと思うわけですが、そういう認識の中で、市長を初め議会も市民も皆さん同じ意識を持っていただかなければなかなか実行できない部分があろうかと思うわけです。意識の改革も必要じゃないかなという思いがするわけで、本当に改革には痛みと苦しみが伴います。市長初め議会も市民の方々も、いろんな面で痛みや苦しみを今持っているわけですが、議会また市長を初め市民の方々だけじゃなく職員の皆さんもそういう認識のもとで一丸となって改革に取り組んでいただかなければならないと思うわけです。 そこで職員労働組合の日刊たかいしということで、新聞を発行されておるわけなんですが。今こういう大変な時期に来ているにもかかわりませず、私自身怒りといいますか、感じたことがありまして、5月24日、先月臨時議会のときですが、いろいろと書かれておられる中で、公立保育所また幼稚園の民営化に対して反対のいろんなことが書かれておられます。 その中で、「市民の意思と高石市議会とのギャップは明らかです。市政の主権者は市民です。市民の多数の意思に基づかない市政、市議会は正当性と権威を待ち得ず、市民からの信頼を得ることができません。」こういうことを書かれてるわけです。このことをちょっと本当に読ませていただきまして大変怒りを感じたわけですが、この組合の組合員の方、どなたが書いたのかちょっとわかりませんけれども、組合員といえども高石の職員なわけですよね。今、職員がもう一丸となってやらないかん時期に来てるのにもかかわらず、市のやること、また議会のやることを批判して反対ばかりして、何でこういうことを我々言われて書かれないかんのかなという思いがするわけです。 私たちも4年ごとに、市長も同じですけれども、大変苦しい、厳しい選挙を戦ってここへ寄せていただいてるわけなんです。何でこの組合員といえども職員にここまで言われなあかんのですか。組合という着ぐるみを着たら何を言うても何を書いてもいいんですか。大変怒りを感じますよ。まだいろいろとほかにもたくさん毎日のことですから出されておられるのはよくわかるんですが、ある程度のことは見て見ぬふりできても、こういうことは絶対許せませんよ、これは。言われる必要ないんですから。一生懸命市民の信託をいただいて私たちここへ寄せていただいてるんですから、何をもとにこういうこと言って書かれなあかんのですか。書いた人を1回呼んできてほしいですよ、ここへ。物には限度というものがあると思うんですよ。節度を持ってやられてるんやったら何も言わないんです。 本当にいろんな高石市の職員さんがたくさんおられるわけですよね。今現在450名ですか、460名ですか。そういうたくさんおられる職員さんの中でも、本当に市民のために一生懸命頑張って仕事を毎日されてる職員さんもたくさんおられるわけですよ。このほかの職員さんは、そういう意識も持っていただいてると思いますよ、一生懸命やっていただいてる方は。今、高石はどういう状況に置かれてるかというのを。そういう方々も、この組合の新聞だけをとらえて見ると一生懸命やっている方も容認してるんかと、市民の皆さんそういうふうに皆とられると思うんですよね。 これも本当に地方公務員法、また本市の条例等の中で本当に組合の活動、団体の活動ということでいろんな部分でそれは守られてると、許されてるという部分もあるかと思うんですけど、そやからこういう形の中で、これやったら何でもありきのような気がするわけです。その辺ちょっと何かお答え、コメントありましたらちょっといただきたいと思うんですけど。 今本当に市民一丸となって本当にやらないかん時期に来てるのにもかかわらず、こういうことをやはり何して、反対ばかりしてるということは、私はちょっと納得いかんといいますか、理解に苦しむんです。その辺ちょっとありましたらお願いします。 ◎総務部長(野中高夫君)  先生が今ご指摘のこの非常に市にとって厳しい状況のこのときに、我々職員一丸となって行財政改革を推し進めていかなければならないことはすべての職員が認識してこれに取り組まなければならないと思っております。職員団体の、先生も言われましたように活動には法なりにいま一つの範囲、また制限もあるわけでございますが、基本的に我々公務員につきましては全体の奉仕者として自覚して、それぞれの法令等に基づいて市民の皆様方の信頼を得て市民福祉に寄与するよう日ごろの職務に精励して、市民の皆様方により信頼を得るように努めてまいりたいと、このようにこれからもそういうふうな取り組みを深めてまいりたいと考えておりますので、その点よろしくご理解いただきたいと思います。 ◆18番(奥田悦雄君)  今、野中部長のご答弁は、毎回毎回の質問のご答弁と同じようなことを言われてるんやないかなと思うんですが、これは組合は団体交渉、いろんな形の中でされるのは、これはいいと思うんです。その範疇の中でやられる分は。これは今、部長も言われたように、法律やいろんな形の中で守られた部分はあると思いますんでそれはそれで結構です。 しかし、職員労働組合というのは、こういう新聞を見る限りではそういう団体にももう映ってこないんです。政治団体かなと思いますよ、こんなんは、普通の人見たら。 先ほども言わせていただきましたけれど、節度というのはあると思うんですよ。何をやってもいいんかい、何でもありかいとなってくるわけですよ。毎日毎日こういう新聞を見てると。 その辺いろいろと言わせていただきましたですけれども、本当に労働組合といえども、本当に高石の今の状況を十分に認識していただいた中で、今後その組合活動をお願いしたいなと思うんです。 あともう1点、ちょっとお聞きさせていただきたいと思います。 ちょっと確認といいますか、先週金曜日に高石のある保育所の保育士さんが3時20分ぐらいですか、保育所を抜けて職員労働組合の事務所へ行かれた。そのときは組合で何があったんかわからんですけれども、緊急な会議があったんかどうかわかりませんねんけども、そういうお話をお聞かせいただいた。 また、その保育士さんが抜けられてる間に、その担当されているクラスの子供さんがけがをしたというお話をいただいてるんです。ところが、当然3時20分といえば勤務時間中といいますか、保育時間されてるわけですよね。時間休とって行かれたのかどうかわかりませんけれども、そのまま出ていかれたということであれば職場放棄ということにもつながってこようかと思います。 それでけがの状況は、保育所には各1人ずつ看護婦さんがついておられます。その看護婦さんが、これは救急車を呼んで病院に連れていくというようなけがではないという判断をされたのかどうかわかりませんが、救急車を呼ばなかったということで、保育所で処置をされたということを聞いてます。 これは事実確認といいますか、本当に後々事が事実であれば大きな問題にもつながるんじゃないかな、責任問題にもつながってくるんじゃないかなという思いがいたしますんで、この辺の確認と調査をぜひお願いをいたしたいと思いますが、どうですか。 ◎次長兼児童福祉課長(大植群史君)  先週の金曜日でございますが、この事故につきましては各所長からの連絡は何も受けておりません。保育所の事故につきましては、何かあれば必ず私の方に連絡が来るというふうな体制をとっております。この件につきましては、何も連絡を受けておりませんので、我々といたしましては、これにつきまして今後もう一度調査をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ◆18番(奥田悦雄君)  今私ちょっとお話をさせていただいたんですが、報告は各保育所の所長さんからもないと。そういうけがの確認もないということですけれども、いま一度事実確認の調査をいただきたいということをお願いを申し上げまして、質問を終わります。 以上です。ありがとうございました。 ○議長(金田美樹子君)  次に、3番 清水明治君。 ◆3番(清水明治君)  本年度第2回定例会におきまして一般質問させていただきます。 先ほどの議員さん、また最初の議員さんもお話でございますが、私も今回教育問題と環境問題という形で質問してまいりたいと。 冒頭まさしく6月8日に起きました児童殺傷事件においては、本当に先生また児童の負傷という形で、ショッキングな痛ましい事件が発生したことに対して、本当に私たち憤りを感じ、またその被害に見舞われました言い知れない悲しみに沈まれているご家族の皆様、心からご冥福とお見舞いを申し上げたいと思います。 私たち本当にこういうお話を見聞きすると、本当に心の痛むところでございます。まして今教育において学校の閉鎖性をなくし、地域と一体となった開かれた学校園づくりを支援することは、これまでどおり、先ほどの理事者からもございましたとおり、重要な課題であり、開かれた学校園また外部の不審者への対応というのは、対立したものととらえるものではなく、やはり今後ともそれぞれの取り組みの趣旨を十分理解した上で取り組まなければならないと、改めて私自身も感じたところでございます。 今21世紀、少子化の中、本当に子供たちが今まで以上に自由がなくなってきて、学校では勉強というよりも友達同士の本当に集団生活をする重要な位置づけ、今の子たちは、学習塾とかという形で習い事が非常に多くて、20年前と比べますと本当にさま変わりしてきたかなと。 私もちょっとデータ持っておりますが、公立小・中学校の充実という形で、小学校のピーク時が昭和55年、今現在そのピーク時に比べると53%、中学校のピーク時が昭和62年で約55%、まさしく半分という規模になる。日本全国的に見ましても小規模の学校の統廃合とかという問題も起きております。 本市におきましても、コンパクトな町の中で、やはり学校間の一層の連携をとらなければならないと。その中で特に中学校では、クラブの問題でもやはり教師の高齢化の中でなかなかクラブの顧問になっていただける教諭がいないという現状の中で、本当に今現場でも、また教育委員会でも改めてこの問題が提起されているのではないかと。児童の減少化の中で、余裕教室の活用という形で取り組んできている中、さらなる取り組みもお願いしていきたい。教育委員会はさまざま模索する中で開かれた学校園づくりという形で取り組んでいるのも、十分理解できるわけでございます。 先ほどの最初の話に戻りますが、確かにこういう事件が起きて、答弁の中でありましたとおり、行政だけがするのではなく、やはり教育というものは家庭と学校が一体になり、それを補完する意味で地域がバックアップするという体制が本当に重要ではないか。 この事件が起きて各種団体、学校の取り組み、まさしく少しずつでも風通しのいい状況になってきた。組織というものは肥大化するだけ機能しなくなるというのは、本当に昨今多いところでございます。しかしながら、本市の本当にハートのある行政運営をしていただく中で地域が理解をし、21世紀を担うお子たちのよりよい生活環境、学校園づくりに取り組んでいるなと改めて感心するところでございます。 今教育現場というより今日の教育の課題というのは、やはりいじめの問題とか不登校、学級崩壊、さまざまな問題があり、本当現場または教育委員会で種々の取り組みをされているのも十分理解できます。その中でスクールカウンセラーとか心の問題の対応、ここ数年は道徳教育の問題、国旗・国歌の問題など本当に多くの問題に取り組んでいただいております。 この中で、平成12年、新聞ではございますが4月から評議員制度導入という形で文部科学省ですか、地域の住民がアドバイスする学校評議員制度などという形で、文部科学省の方から平成12年度4月から評議員制度導入という形でスタートされているようにお聞きします。 この内容といいますのは、評議員の設置は義務化せず各自治体の判断にゆだねるという形です。先ほどの議員さんの質問の中でも少し答弁をしていただいたのが、総合的教育力活性化事業という形でお話がありました。平成11年4月から教育改革プログラムを策定されたようにもお聞きしておりますし、活性化事業が実施されてると。その実施に関しまして学校、協議会という形で進められてるのか、ちょっとその辺について聞きたい点がございます。設置とか役割、今後どのような計画を立てられているのかと。特にその辺をお尋ねしていきたいということが1点でございます。 2点目に、学校給食における、どうしても調理くずなどが出てまいります。その問題について教育の観点、また環境の問題を含めて取り組みなり考え方、この2点をまずお伺いしていきたいと思います。 お願いいたします。 ◎次長兼指導課長(吉田哲喜君)  先生ご指摘の第1点目の件でございますが、教育委員会といたしましては、本年度より総合的教育力活性化事業の推進で対応してまいりたいと考えているところでございます。 本事業は、現在の子供たちの現状をかんがみ、21世紀を担う子供たちのために生きる力を育てるべく、平成12年度より大阪府が推進している事業でありまして、大阪府教育改革プログラムにおける総合的教育力の再構築の中心となるものでございます。 本事業は、学校、家庭、地域が今まで以上の連携をとり、さまざまな取り組みを推進することにより、学校教育や地域における諸活動を活性化し、豊かな人間関係づくりを通して地域に住むすべての子供たちの自己表現を支援することが目的であります。 事業内容といたしましては、中学校校区を単位にして教育コミュニティーの中核となる地域教育協議会を立ち上げるべく社会教育課及び指導課が中心になって準備を進めているところでございます。 この地域教育協議会でございますが、小・中学校、幼稚園、保育所関係、PTA、自治会、青少年健全育成関係団体、関係行政機関の代表などが寄りまして構成いたします。 地域教育協議会は、学校、家庭、地域の三者が有機的な連携を図りながら、次に上げるような地域教育活動並びに学校教育支援活動などを実施してまいります。例えば教育コミュニティー誌の発行、就学前教育の支援、子育て支援事業、青少年健全育成のための事業、学校週5日制のイベント、学校施設、公共施設を活用した地域学習活動などを実施する。また、中学校の職場体験学習実施に対する協力体制づくり、学校教育の自己診断の協力、学外補導など児童・生徒の非行防止に関する事業を考えております。 今ご説明いたしました事業の中には、現在既に取り組んでいる事業もございます。これを有機的にまとめていくための組織が地域教育協議会であります。ただいま各種団体や組織等にご説明申し上げ、教育力の再構築を図っているところでございます。 以上でございます。 ◎学事課長(前田比良司君)  学校給食に関連しましてお答えします。 学校給食から出る、いわゆる調理くず等につきましては、調理する際出てくる野菜などの切りくず、あるいは給食の食べ残しから出るものに大きく分けられます。給食の調理くず等につきましては、日々の献立による影響が強くあらわれるものであり、現在一般家庭と同じように収集をお願いしてるところです。 今日、いわゆる食品リサイクル法が施行され、生ごみの発生の抑制、減量、再生利用を促進し、21世紀は循環型社会の構築の必要性が啓発されていることは十分認識しているところです。このような観点から、食品関連業者や家庭が行う役割分担、さらには社会人としての個々の自覚の必要性が求められているところです。 学校給食においては、成長期にある児童に対し必要なカロリー計算をし、かつ栄養偏ることのないように献立作成をし、好き嫌いもなく食べていただきたいと栄養士を初め調理員の協力のもとで行われており、また給食指導も行われているところです。 従来から献立作成につきましては、材料の吟味や季節のしゅんに応じ、またいわゆる今風な感覚も取り入れるなど、いろいろ研究を重ねているところです。 今後も現状を十分把握した上で献立の作成に研究を続け、安心して食べられる学校給食を目指したいと考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ◆3番(清水明治君)  端的な答弁いただきましてありがとうございます。 やはり教育現場と教育委員会のギャップがあるかなという感覚、これは私個人の感覚なんですが、やはりその辺の部分ももう少し取り組んでいただきたいなという部分もちょっと感じたところもございます。 平成14年度より完全学校週5日制に向けてやはりそれなりのゆとり教育という中で、個々の学習の習熟度は確かに一時期に比べてその辺の個性化の中で出てきたかなと。その中でゆとり教育という中で、やはり一定の興味を示していくという部分も必要ですし、この教育の中でやはり習熟度を高めるというのも必要という中で、やはり完全週5日制に向けてやはり学校及び地域の社会教育施設としてさらなる活用も検討していただきたいですし、その習熟度に合った総合的教育力活性化事業という取り組みもしていただきたい。 本市におきましても、さまざまな地域のコミュニティーとなるというのはやはり小学校であり、中学校。先ほどの答弁にもありましたとおり、学校、家庭、これはやはり一対のものであって、それを大きく補完するものは地域であるという観点から、やはり開かれた学校づくりに取り組んでいただきたいし、地域のすばらしい人材も学校との距離を縮めていただくように今後とも取り組んでいただきたいとひとつ要望しておきます。 もう1点、給食の調理における取り組みですが、やはり食文化の中で食べ物に対して大切さを学習するというのは貴重なことでもありますし、調理くずをどういうふうに後一般ごみとして排出するよりも、やはりリサイクルの中で子供たちがそれを実際に見たり体験する中でリサイクルということも学習として大きな価値があるのではないかと。特にこの6月というのは環境月間でもありますし、6月5日は環境の日という形でなっているわけです。その点を含めて、教育の中でやはりそういう身近なところから進めていただきたいという思いがありますので、その点も含めて教育委員会として今後の取り組みをよろしくお願いいたします。 続きまして、環境についてお尋ねしていきたいと思います。 私たちの取り巻く生活環境というのは本当に日増しに悪くなってきておりますし、中でも地球の温暖化、また廃棄物リサイクルの問題は本当に一刻も猶予もできない緊急の課題でございます。 本市におきましても泉北環境におけますごみ焼却場の建てかえでも、やはり市民が一人一人ごみの排出、リサイクルすることによって、そういう施設の延命という表現をしたらおかしいですが、やはり有効活用ができると。特に日本は資源立国ではございません。加工立国と言われておりますので、やはりその資源に対して私たち一人一人が意識を高めていかなければならないと思いますし、その中で今月環境月間という形の中で一つ、一つ尋ねていきたいと思います。 6月の高石の広報でございます。ことし4月からグリーン購入法が施行され、エコ商品の購入を促進しますと。この法律と基本方針に基づいて環境物品の調達方針を作成、公表し、地方公共団体も国に準じて取り組みに努めますという形。私自身もこのグリーン購入法というのが、十分理解できないんです。 国からとかそういう形であればどうしても購入するという形になれば、国の補助政策とか非常に多いんですが、今回はそういう助成、補助金とかというものはないというのはお聞きしておりますが、確かにこのグリーン購入法において環境への負荷ができるだけ少なくするという取り組み、やはり率先をして取り組むというのは行政ではないかと。 特に環境に省エネ、省ごみ、リサイクル、節水など、資源循環型社会の実現に向けて本市も啓発活動のさらなる強化をされているとは思いますが、国における環境物品の調達の推進についてお尋ねしたい件と省エネルギーの推進について廃棄物の減量、リサイクルについてもお尋ねしていきたいと。 この4月家電4品目がまた新たに加わったわけでございますが、廃棄物の不法投棄や不適切な処理、やはり今後多く出てくると思います。その処理を防止するための行政チェックや監視機能の充実をしていただきたいんですが、今現状をどのような状況かというのもお尋ねしていきたい。 それと環境の問題でこれから夏に入っていくわけでございますが、夏季におけます適正冷房温度の実施とか、エコスタイルの推進などをその辺のお考えがもしあればこの点もお聞かせ願いませんか。 ◎次長兼公害防災課長(土師正彦君)  私の方から公害防災課に関係するところにつきましてお答え申し上げます。 まず初めに、国等による環境物品等の調達に関する法律、いわゆるグリーン購入法に基づきます市の取り組みについてでございますが、グリーン購入法は本年4月に施行されまして、国とその関係機関などが率先して環境に配慮した物品を調達し、また事業者、国民のそれぞれが環境物品を購入することにより循環型社会を形成していくというものでございます。 そこで国におきましては、紙類、文具類、それからOA機器、自動車等14分野にわたります101品目と判断基準を定めましたグリーン購入法基本方針を策定しまして、各省庁では基本方針に基づきましてこの4月から環境物品等の調達方針を定めております。 一方、地方公共団体におきましては、当該年度の予算、事務、事業の予定等を勘案いたしまして、環境物品等の調達方針を作成するよう努めるものとされております。 このような中で本市におきましても、環境負荷の少ない循環型社会を構築していくために、今後関係各課と協議を行い調達可能な物品からグリーン購入に対する取り組みを推進していく必要があるかと考えております。 次に、省エネルギーの推進、それから廃棄物の減量、それからリサイクル、また夏季の適正冷房運動の実施、それからエコスタイル等についてでございますが、地球温暖化対策の推進に関する法律が平成11年4月に施行されまして、国また地方公共団体はすべての事務及び事業に関して温室効果ガスの排出の抑制のための措置に関する計画といたしましての実行計画を策定することが義務づけられております。また、事業者はその事業活動に関し、そして国民は日常生活に関し温室効果ガスの排出の抑制等のための措置を講ずるよう努めること等が求められております。 そこで本市におきましては、現在庁内に地球温暖化対策実行計画策定推進委員会を設置いたしまして市の事務事業全般を対象といたしました省エネルギーの推進等を初めといたします地球温暖化対策実行計画の策定に取り組んでいるところでございますのでよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ◎次長兼生活環境課長(山本定夫君)  生活環境課より家電4品目を含めました廃棄物の不法投棄や不適切な処理を防止するための行政チェックや監視機能の充実についてお答え申し上げます。 資源循環型社会の構築を目指す中で、家電リサイクル法という新たな法制度が本年4月1日より施行されたところでございます。廃家電4品目の収集運搬料金やリサイクル料金の支払いを避けるために、不法投棄を行うものの発生が懸念されるなど、対応すべき課題についてその対処が重要な課題と考えております。不法投棄等の防止につきましては、広報紙等を活用し、法の制定の趣旨、背景等の周知を通じて啓発いたしますとともに、市民の皆様にその防止のご協力をいただきたいと存じております。 しかし、残念ながら不法投棄等が発生した場合は、注意シール、警告書の張りつけ、不法投棄防止看板の設置等、それぞれ発生現場の実態に沿って対処いたしております。 ちなみに家電リサイクル法施行後4月、5月の家電4品目の不法投棄処理件数は合計3台でございました。また、不法投棄ロータルにつきまして、悪質なものは所轄警察の協力をいただきながら対処することといたしております。 さらに今後家電4品目の不法投棄防止対策の一環として、リサイクル費用や収集費用については、拡大生産者責任の観点から業者負担とすべきである等々、国に全国市長会等を通じて家電リサイクル法の見直しを要望すべく働きかけてまいりたいと存じています。 いずれにいたしましても、環境問題、とりわけ廃棄物における資源循環型社会の形成は、市民、事業者、行政、それぞれの関係者が役割分担に基づいた実効性を確保することにより円滑に機能するものでありますし、不法投棄等の問題も含め、この三者のパートナーシップによる取り組みを推進してまいりたいと存じておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 以上です。 ◆3番(清水明治君)  環境の問題についてるる答弁いただきました。 ちょっと気になりましたのは、地球温暖化対策実行計画策定推進委員会で実行計画の策定に取り組んでいるというお話ですが、確かに本市において実行計画、ただそれが絵にかいたもちにならないように、目標数値なり、きっちり設定して総合的な年次計画の上で取り組んでいただきたいと。 特に私たちがこの地球温暖化、将来、未来のことを考えますと、今取り組んでおかなければならないことも多々あります。特にこの地球温暖化という部分に関しましては、その目標数値の設定、また年次計画というものをきっちり立てていただきたいという点でございます。 廃棄物の不法投棄や不適切な処理の防止の行政チェックの今後、私自身もう少し不法投棄が多いのかなと思ってたんですが、実際3台ですか。本市におきましても本当にコンパクトな市でございます。不法投棄する場所というのは本当に限定されておりますし、当市の場合は山間部もほとんどございません。どちらかといえば不法投棄のする場所というのは限定されておりますんで、その辺を重点的な行政としての監視機能を充実していただきたいという点もお願いしておきたいと思います。 夏季の適正冷房温度の実施とエコスタイルという形、民間企業からちょっと先日いただいてきたんですが、民間企業というのは、本当に夏の適正冷房温度の実施という形で、冷房温度だけでなく、やはり服装によっても体感温度いうのは非常に変わってまいります。エコスタイルという形でノーネクタイ、行政もいろんな会議でノーネクタイでという文書が回っているようにお聞きしますが、やはり適正冷房も必要ですが、やはりノーネクタイという形になるとやはり体感温度が非常に変わってまいります。行政といたしましてもエコスタイルの中でノーネクタイデーというような形で、そういう意識を持っていただいて、そういう取り組みしていただければ。 本市の場合は、ノー残業デーという形を水曜日実施されてるようにもお聞きしておりますが、そういう意識の中でやはり行政がノーネクタイという形になれば、民間企業としてもやはりノーネクタイの実施いうのは非常に進んでくるのかなと。ただノーネクタイがいいか悪いかじゃなしに、そのエコスタイルという形の中でやはり考えていただきたいなというように思います。 最後に、実は環境の問題で以前、池川議員からありましたISO14000の話です。 本市におきましても臨海企業、環境問題におきましてISO14000の取得、本当に多くなってまいりました。行政でも地方自治体でISO14000の取得がなされております。 臨海企業の環境行動レポートです。こういう分厚い冊子が。市民がすぐそういう施設に行ったらいただける立派な環境行動レポートという冊子が出ております。 これを見ますと、本市もまさしく当てはまるようなところもあります。行政は特に書類が多いですが、やはり循環型社会の中でリサイクル、このペーパーレスというような取り組みもやはり考えていただかなければならないかなとつくづく感じたところでございます。 本市におきまして、最後になりますが、このISO14000、このような取り組みに対して今どのようにお考えか、この点だけお聞きして終わりたいと思います。 ◎次長兼公害防災課長(土師正彦君)  ISO14000の取得に対する考え方でございますが、先ほど温暖化対策の中でご答弁申し上げました実行計画を現在策定中でございまして、その計画を踏まえた中で今後調査研究を段階的に重ねまして対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。 ◆3番(清水明治君)  ありがとうございました。 環境に対してやはり行政自身が率先して取り組まなければなかなか前に進まない部分もございます。本市はごみに関してもリサイクルという形の本当に近隣市でも群を抜いております。やはりリサイクル、また環境、特にISOというのは、やはりその実行計画の中でさらなる前進をしていくという部分が非常に多いようにお聞きしております。やはりその点も踏まえて今後21世紀は環境の世紀とも言われておりますし、環境の世紀だけではなく教育の世紀とか特に言われております。教育と環境に対してやはり行政として率先して取り組んでいただきたいということをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。 ありがとうございます。 ○議長(金田美樹子君)  次に、1番 平田佳男君。 ◆1番(平田佳男君)  平成13年度第2回高石市議会定例会一般質問で職員の質向上ということで、職員の特に研修のあり方ということで質問させていただこうと思ってましたが、本議会もあと3時間を切るという時間になってまいりましたのと、余りこの職員の研修ということでは緊急性がないんで、どちらかというと緊急性というよりじっくり取り組んでいただきたいことでございます。 それと事前に担当者の方にいろいろと話を聞かせていただきまして、市役所におきましてはこの職員の研修のあり方ということでかなり意欲的にいろいろと取り組んでいただいてるということも理解できました。また、私の思っておるところもかなり話をさせていただいたと思います。 今後の取り組み方、また経過というものを見させていただきながら、次の機会にまた質問させていただきたいと思います。 本議会での質問は取り下げさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(金田美樹子君)  続きまして、9番 古賀秀敏君。 ◆9番(古賀秀敏君)  第2回定例会の一般質問をさせていただきたいと思います。 私は事前に10項目にわたる質問の通告をいたしておりましたけれども、時間もこのようなところに来ております。したがって、この中から数点に絞って質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に同僚議員からもお話がございましたけれども、私はこの間本市の置かれている状況の中で、いわゆるいろんな行財政運営について今日まで一定の努力をしてこられた思います。私は常に申し上げておりますけれども、今急激に本市の税収が落ち込んだ中で、何をどうするべきかと。何といっても経常経費をそういった落ち込みに見合ったそういった形に引き下げていくということが一番大切なことではないかと。そういう観点で昨年8月に一応行革の実施計画が示されたわけでございますけれども、この間いろんな形で既に実施をされております。そういったものが、一体全体どの程度の効果を上げておるのか。そして今後具体的にこれらの実施計画をどう推進をされていくのか、お考えがあれば、時間もございませんので簡潔にお答えいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ◎財政課長(橋本正己君)  お答え申し上げます。 経常経費の削減の実績と今後の対応ということでございます。その前にちょっと身近な例を二、三申し上げさせていただきたいと思います。 これからプールが始まるわけでございますが、そのプールに入る前にいろいろシャワーを浴びるということで、この自動シャワーの設置を、1台40万円当たりで実施したところでございます。計140万円ほどかけまして自動シャワーを設置しましたところ、何とこの水代が320万円も節減できたと。つまりより効果的に自動シャワーができて、1年もたたないうちに投資が取れたというようなこともございますので、本当にこれは驚くべきことだと私は考えております。 こういうようなことから、いろいろ施設の冷暖房につきましても、今まではセントラル方式でやっておりましたものを個別対応で、セパレート方式でやりましたらここの電気代も何百万円というような額が違ってきております。 それから、ある議員さんからあれをいただきまして、電気の契約方式をデマンド方式に変えたところでございまして、こういうデマンド方式に変えましても電気代が非常に1施設で月額10万円も節減できたというようなことでございます。 本年度は特にエレベーターの保守点検業務を、各公共施設12基ほどあるんですが、これを一括して契約したところでございまして、従来のほぼ1基当たり年間100万円ぐらいかかっておったものが、その4分の1程度で、これも本当に驚くべき額となっております。 こういう具体的な例を申し上げまして、今まで平成8年から需用費、特に光熱水費などにつきましては一律7%程度のカットを実施してきました。これがほぼ一定の経費を除きまして40%ぐらいのトータルで削減になっております。 それから食糧費なんか、特に平成8年度からほぼ半額程度となっております。 それから旅費につきましては、以前にグリーン車の廃止等々によりまして相当大きな額を節減いたしております。 時間外手当につきましても、平成7年度の1億2,000万円程度から現在が8,000万円程度と相当職員の皆さんも頑張っていただきまして、節減にもなっております。 それから職員定数につきましても、何回か改正をお願いいたしまして、これにつきましても相当大きな額の経費の節減になっております。 また、委託料につきましても、清掃の仕様の見直し等々を実施いたしまして、単年度で約1億円程度の減額となっております。 それから起債につきましては、以前に府貸付金の4.5%以上のものを返済いたしまして、これも相当大きな額になっておりまして、トータルで3億5,000万円以上の節減となっております。 それから特に本年度は、これはもう皆様方に既に資料で提供しておりますように、13年度につきましては2億6,800万円の節減、これは特別職のカットなど、これはもう既にご承知のことだと思っております。 いろんな予算の工夫を凝らしまして、こういうものをすべて含めまして7億円以上の経費の節減になっておるかというふうに考えております。 今後市税収入が相当大きく減少しておりますので、この経常経費の節減につきましては十分配意いたしまして、今後できるものから即これを実施してまりたいと思っておりますし、行財政改革実施計画に沿って財政運営を図っていきたいと考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。 ◆9番(古賀秀敏君)  大変なご努力をしていただいて、本当に小さなものからいろいろと取り組まれて、結果としては今日までの累計7億円というような実績が上がってるわけです。やはり努力をすればこういった成果は必ず出てくるということなんです。私はこんな大きないわゆるマイナスなんだから、これをやっても焼け石に水だというようなあきらめじゃなくして、やはり少しずつでも積み上げてやっていくということが、私はこの結果からも示されてるんではないかと思います。 したがって、71項目にわたる実施計画といったことをぜひとも職員皆さん方が一丸となって進めていただく、このことが私は今一番大切ではなかろうかなと思いますんで、皆さん方も大変だと思いますけれども、ぜひ高石市の財政をいわゆる再建するといいますか、そういうことでぜひこれからも頑張っていただくことを、この件についてはお願いをしておきたいと思います。 それと2つ目なんですけれども、実は平成13年度の予算審査特別委員会の中でも同僚議員、そして私も申し上げてきたところです。 今ちょうど梅雨ということで雨季に入っておるところです。本市はご承知のように川下の町でございます。大雨が降ればいつ洪水になるかわからないといった、そして昨今では昨年も東海地方に大雨が降りましたけれども、集中的に雨が降るといったことが非常に多くなっておるところです。 そういう中で河川ということについては、非常に私は治水対策、大切な事業ではないかなと思います。その件については、一生懸命取り組んでいただいておりますんで、どうしなさい、こうしなさいということはこの場では申しませんけれども、ただ私が非常に気になるのは、このような状況があるということなんです。これは何回も議会で指摘しているんです。泥あげるとこがないですよ。川から即構築物がちゃんとあるんです。これもいつ倒れるかわからない、みかけでは。雨、風で倒れてこの下流には橋がございます。橋にかかったときに、その水は一体全体どこに流れていくのかということを考えたときに、私はそれは地権者の方いらっしゃいますんで、その方との協議は必要だと思います。ただこれが1年や2年じゃなくして、もうこの議会でも随分長く議論されてる中身なんです。 ことしの3月のいわゆる答弁によりますと、平成11年度に官民の境界を明らかにするための測量業務に入りましたと。そして、測量図もできておりますと。あとはいわゆる境界明示を確定する、そのための双方の印鑑をいただければということでありますけれども、それが残念ながら今日まで確定できてないと。 なお、その明示については3カ月内で双方確認の印鑑を届けなければ、その部分は差し戻しということで、既にそのことについては平成12年7月3日に差し戻しの文書が、本市あてに届いておるという答弁が3月議会で出されてるんです。 本当にこういうことを放置していいんですか。もっと真剣に考えていただきたいんですよ。それは、きれいなことは幾らでも言えます。私はどんなことがあってもそこの地権者と、やはり一日も早く問題の解決に当たって、なぜこれ解決できないんですか。立ち会って、境界のいわゆる測量はされたわけでしょう。あとはこの明示確定だけを双方でお話し合いされてやれば済むことでしょう。それが何でできないんですか。 私はこんなことを放置すべきではないと思うんです。この川はあっという間に水は--数日前に集中的な雨が若干ありました、30分程度ですけど。そのときでもかなり増水してるんです。わずか30分ぐらいの雨でもそうなんです。今、雨季に入っておりますのであえて申し上げておりますけれども、当局としてどう対応されるのか、お答えがあったらお答えいただきたいと思います。 ◎次長兼土木課長(長谷波徹朗君)  かねてからこの王子川の河川敷の件につきましては、再三ご質問をいただき、またご指摘もいただいてきたわけでございます。 我々といたしましても、何も手をこまねいてじっと時を過ごしておるというようなことでございませんで、地権者の方と一定お話もいたしてきました。その中で、地権者の方もそれなりの理由もあり、まだ現在明示の確定に至ってないというのが実情でございます。 明示立会は確かに行っておりまして、測量図もできておりますが、権利者から押印をいただけなければ明示が確定しないという状況もございます。さらに努力をいたしまして、この問題が解決するようしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆9番(古賀秀敏君)  確かに相手があることですから、相手との十分な協議も必要だと思います。 ただやはり、こういう状況でいつまでも放置をするということは、市民の方からもいろいろと問い合わせがあるんです。なぜこういう状況にしてるんだと。これが何もなかったら、だれも何も気づかないんです。どこからどこまで河川敷で、どこからどこまでが私有物かなというのはだれもわかりませんけど、こんなふうになっとったらどないなってんやということなんです。 だから、これはやはり相手があるかもしれませんけれども、市当局と当然所管は鳳土木だと思いますんで、鳳土木の方にもお話に行きたいと思いますけれども、一日も早く対応していただくように、この件についてはお願いをしておきたいと思います。 最後の1件でございますけれども、先ほど職員団体の問題ということでございましたけれども、大変私も先ほどの同僚議員と同じように怒りを感じております。ただ、これは労働組合の活動ですから、深くそれに立ち入る気持ちはございません。 だけど、少なくとも私どもは先ほどの同僚議員からもおっしゃいましたけども、市民に信託を受けていわゆる本市の議決機関といいますか、そういったところで仕事をさせていただいております。もちろん多くの市民の支持もございますし、私たちもそれなりに誇りを持っております。 そしてまた、高石市トータルで市民がいかにしたら幸せになるかということを常々考えて、この仕事をさせていただいております。いろんな市民の方がいらっしゃるんですべての人に満足いただけるかどうか、これは私も満足いただけるという答えはできないと思いますけれども、少なくとも高石市市民トータルとして、皆さん方が高石市で住んでよかったと、そんな町になるように一生懸命私はこの10年間取り組んできたつもりでございます。 にもかかわらず、何か議会で決めたことはすべて悪いというようなことを、しかも職員労働組合から書かれるということについては甚だ心外だなと。事実をちゃんと調べて、少なくとも我々にコメントでも求めるならともかく、そういう状況は全くなくして一方的に活字で皆さんにばらまかれると。 これ見てくださいよ。前代未聞の暴挙と。なぜこういうふうになってきたんですか。職員労働組合じゃないですか。僕らとだっていつだって話できるんですよ。なぜ僕らがこれを提案するときに、一遍の話し合いだって相手してきましたか。本当に組合員の生活を守るという気持ちがあるなら、どんなに厚い壁であっても、僕らに相談に来るのが普通じゃないですか。通ってしまったらおしまいですよ。当局が議案を出したんじゃないんですよ。当局には何か来られたみたいですけど。 そして、こういうことを書いて職員に配られる。私は自分が500人の組合員を預かる組合員の指導者であるなら、頭を下げてでも何でも行きますよ。なる、ならんは別です。できる努力をするのがその人の仕事でしょう。何にもせんと、電話1本かかってませんよ、市民クラブの部屋にも。 労働組合の幹部というのは、自分の組合費を払っている人の労働条件を守るのが仕事なんですよ。こういうビラを書くのが仕事じゃないんですよ。常々話し合いができるような労使関係にあったら、こんなことになってないでしょう。僕らだって提案もしないでしょう。事前に話ができるわけですから。もちろん、行革にだっていろいろ相談をして、協力もしてもらえたでしょう。それができない、硬直化した状態にあるというところに一番問題があるんじゃないですか。 そんなとこは何も書いてないですよ。すべて他人が悪い。私たちは間違ってない。書くのは簡単です。私は先ほども言いましたけど、自分が組合幹部だったら体張って、これやはり撤回させるまで頑張りますよ。撤回させる相手はだれかというのわかるでしょう。上からのぞき見するより、それの方が本来の仕事やないですか。 私はそういう意味では、きのうそういうことも一言もなかった。この方々には自分たちの組合員のそういう労働条件を守ろうという意思はないんだな、私は痛切にきのう感じました。 私たちもつらいですよ、こんなことをするのは。だから私は真剣に労使の関係のあり方については労働組合にも反省してもらわないかんけども、当局側ももっとお互いが本当に真摯に話ができるような労使関係をつくってほしいんです。場合によったら僕らも、そういう労働組合と話をしながら、何かいい方法はないかなと、みんなで高石市をよくするためにどうしたらいいかなと、そんな話ができるようなそういったものをつくっていくのが、私は労働者をまとめる人たちの仕事じゃないかなと。 立ち入り過ぎたかもしれませんけど、私はそういう意味では非常に残念だなと。このビラを一つ見ても感じたところでございます。自分を批判するということは大変きついことです。しかし、常に自己批判もしながら、どうしたらやはりここで働き、職員の皆さん方の環境をよくするのか、あるいは労働条件よくするのか。 しかし、こういう時代だから、どこをどうして痛みを少なくとどめようかという話を労使でやられる、あるいは議会とも相談される、そんな柔軟な対応を私はなされるべきではないかなと。これはちょっと余分ですけれども。 時間も来ておりますので、私はこのことを申し上げまして、非常に私は残念な思いをいたしましたので、一言申し上げて、まだまだ申し上げたいことはたくさんございますけど、終わらせていただきます。 ○議長(金田美樹子君)  次に、16番 阪口伸六君。 ◆16番(阪口伸六君)  一般質問ということで、るる通告を入れておりましたが、先ほど以前の議員さんの方からもございました会期はきょう1日ということでございまして、今議会、議案審議等で私ども大分させていただいたという経過もあります。今回はあえて質問は見送らせていただきたいと思っております。 また、機会を改めまして、しっかり勉強させていただきまして、やらせていただきたいと思っていますので、以上で終わらせていただきます。 ○議長(金田美樹子君)  次に、6番 阪口孝雄君。 ◆6番(阪口孝雄君)  一般質問を行います。 私は届けの中で項目書いておりましたが、こういう状況ですので時間的に見まして3点ぐらいに絞りまして、あと同僚議員もおりますので簡潔にお尋ねをしたいと思います。 1つは福祉行政ということで、いろいろ最近は事件が起こりましたが、私はきょうは1点といたしまして精神保健福祉業務という業務がございますが、これは今、法改正がありまして精神保健福祉業務については、従来大阪府の業務として保健所が中心となってこの業務が行われてまいりました。 私ども余りなじみがないんですが、今現在、保健所が行っておりますが、1990年度の改正もありましてその中で既に実施されているのもあると思うんですが、今現在、高石市はこの精神保健福祉業務についてどのような業務を行っているんですか。その点、まず最初に確認しておきたい。今行っている業務何かありましたら、なかったらよろしいです。 ◎高齢障害福祉課長(中谷満君)  これまでの精神保健福祉行政につきましては、大阪府の事業として保健所を中心に行われてきております。それで平成5年に成立しました障害者基本法では身体障害者、知的障害者と並び精神障害者も障害者施策の対象と位置づけられております。 先生言われますように、今現在、市では精神保健の福祉サービス等の事業はやっておりませんけれども、平成14年4月から実施するということになっております。 ◆6番(阪口孝雄君)  今のところ行っていないと。 そこで平成11年、1999年5月にこの精神保健及び精神障害者福祉に関する法律、通称精神保健福祉法と言っておりますが、この法が改正されましていろいろ精神保健指定医の業務の強化、あるいは精神障害者への救急医療制度の創設、あるいは保護者義務の軽減などいろいろありまして、これは障害者と家族が何とかしてほしいということで要求も出しておりまして、そういう願いにこたえて国会で我が党もいろいろ修正も出しましたが、不十分だが家族の願いにこたえようということで、全会一致で改正されたものでございます。 このことはご承知と思いますが、そこでこの改正された法の2000年度から実施の分と、あるいは来年度2002年度から実施する部分とに分かれているわけですが、来年平成14年4月1日施行予定の精神福祉法では、この業務の一部を今、保健所が行っておりますが市町村に移管すると。身近な福祉は市町村で担っていただこうということになっていると思うんですが、今のご答弁では全く何もしていない中で、もうすぐ来年4月からこの業務が本市に移管されるわけです。 この改正された法律を見ますと、かなりの部分で市町村が担うべき業務があるわけです。中でも45条、46条、47条、あるいは49条、50条に至っては具体的に出ているわけですが、その中で言われているのは精神保健福祉事務を移管すると。それと相談あるいは訪問とか、あるいは精神障害者居宅生活支援事業などということを市町村に移管すると。既に来年4月からですから、こういう事業で新しく行う施策とか、あるいは保健所から移管される業務について、こういうことを読んでもわかりませんので具体的に何を移管されるのか、何をせよと言っているのか、その点まずわかりましたらご答弁。 ◎高齢障害福祉課長(中谷満君)  平成14年から市町村で実施される業務につきましては、精神保健福祉手帳並びに通院医療費の公費負担につきましては、制度の周知と申請の受け付けを行いまして、大阪府に申達し、府から発行されました手帳並びに医療証の交付事務を行うということが1点でございます。 それと、精神保健福祉手帳所持者からの社会復帰の相談業務、これは精神障害者からの相談に応じて、必要な指導並びに助言を行うという業務でございます。 それとほかに精神障害者居宅生活支援事業につきましては、今回の法改正で新設されたものでありまして、身体障害者や知的障害者に対しまして行われておりますホームヘルプサービス事業と同様のサービスを行います。それと、精神障害者短期入所事業につきましても実施していくということでございます。 それと、知的障害者が現在グループホームを行っておりますが、精神障害者につきましても精神障害者地域生活援助事業、グループホームを今後実施していくという事業が含まれております。 以上でございます。 ◆6番(阪口孝雄君)  今、課長のご答弁では相当広範囲な、かなりの業務、事務と思うんですが、これはもう来年ということで目前に迫っておりまして、これだけの新たな部分も含めまして市に移管されると。こういうことはかつてなかったと思うんですが、中でも障害者居宅生活支援事業ということで今、課長おっしゃいましたが、ホームヘルプサービス、ショートステイとか、これは全く新しい事業と思うんですが、今これだけの事業がわずかの期間に本市が引き受けると。今までいろいろ聞いたことがありませんので、実際この中には専門職員がたくさん要ると思うんです。 そういうこともありまして、一体どこのこれはまだ課長ご答弁なさっておりますが、課長の課でやるんですか、この事業については。これどうなってるんですか。この体制、移管されるのを受け入れて、これだけの事業は一度にまいらないと思うんですが、その計画とか、受け入れ態勢とか、専門職の配置とか、いろいろ条例、規則が必要だと思うんですが、基づいて行うと思うんですが、そういう準備とか体制は職員の配置も含めて、予算も後で触れますが、どんな状況でしょうか。もうすんなりといくんでしょうか、部長、どうでしょう。 ◎保健福祉部長(大下肇君)  ただいま課長の方から、具体的な中身につきましてご説明申し上げたわけですが、今、議員さんのご指摘に高齢障害福祉課でこの事務を取り扱っていくのかというご指摘がございましたが、この件につきましては障害の関係、あるいは生活保護の関係とか、ヘルパーの関係とかいう数課にまたがるということも事実です。 しかしながら、この中身を見ていきますと、ご指摘のように保健所が本市の場合でしたら高石支所で精神保健業務につきましては取り扱っているわけでございますが、我々も一定ご指摘のような不安がございますので、大阪府に対しまして再三その内容を確認するとともに、いろいろ要望もしております。 その中で当然専門職については、府といたしましては原則は一般職で対応は可能ですよと。しかしながら、一定の研修は必要になってまいりますという話がされています。その中で我々市町村におきましては、やはり保健所支所の協力も得ながら不安な点もありますので、ご所見のように人を派遣してくれと。それとまた、市の方で雇用する場合に必要な人件費も補助するようにという強い要望をしておるわけでございます。 中身につきましては、当然、市の中で連携するとともに、保健所支所とも十分協議しながらこの業務についてこれから具体的な中身に入っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆6番(阪口孝雄君)  これから具体的な中身に入っていくということですが、これはいろいろ移管された分についてはスムーズに移行できるということだと思いますが、新しい施策も。こういう今ご答弁ありました事業を行うためには、やはりハード・ソフト面でも、特に施設の面でも必要になってくるわけです。 だから、この事業についての計画とか、策定とかそういうのは必要がないんでしょうか。ただこれからだということで、できるものからということと思いますが、今の社会情勢を見ますとこれは大変な責任もあると思うんです、行政として移管された場合は。その場合のことも考えますと、もうこういう時期ですから、計画自身も策定されるのかどうか知りませんが、実際移管されてみないと具体的にはわからないと。やってみないとわからないという状況では、法改正の趣旨が実際に行うところで生かされないと思うわけです。 特に財政の面では、これは法の51条ですが、国及び地方公共団体の補助ということで国から都道府県への補助、あるいは市町村がこの業務を実施される方への補助と思いますが、この補助金は確定しているんでしょうか、まだ決まってないんですか。 ◎保健福祉部長(大下肇君)  ただいま府の方から説明会が6月にも開催されまして、また7月以降もあるわけでございます。その中で、具体的に先ほど課長が申し上げてますように、手帳の申請の申達とか、公費負担の医療証の発行とか、このようなものについては一定手続で終わるわけですが、ヘルパーの派遣については当然今現在のヘルパーさんで対応していくということで、障害者計画の中にも位置づけております。 我々一番心配しておりますのは、相談業務でどのような中身の相談があるかというのが非常に心配をしとるわけでございます。それで、先ほど申し上げましたように専門職の派遣をしてほしいと。人件費等の経費につきましては、交付税算入という話があるんですけども、これはそういうような取り扱いではなしに、一律に市町村に配付するようにと、強く今要望しているところでございますので、よろしくお願いします。 ◆6番(阪口孝雄君)  財源については、今の部長のお話でもありましたように、交付税で算定されたら大変なことになりますし、その点はまだ確かでないと。これはやはり受ける市挙げて国や府に強力に、後々のこともありまして財政難だからできないんだということでは困りますし、今のこういう情勢の中で。 それと、これは手帳の話も出ましたが、やはり責任がかなり重いと思うんです。手帳の交付を受けた精神障害者から求めがあったときはということで、求められたらやはりこたえると。それを法に基づいて、実際に障害者の方の保健福祉についてはやっていかなければいけないんで。 ただ移管されて、そのままであるということではないと思うんで、ぜひ財源の問題についても、人材についても今から市挙げて、国や府に対して働きかけていただきたいと要望いたしておきます。 それとこの事業については、どの担当部になります。もちろん保健福祉の管轄と思いますが、どの課でやるとか、新しく体制をつくるんだとか、それはまだ決まってないんですか。 ◎保健福祉部長(大下肇君)  担当部はご指摘の保健福祉部でございますが、担当課につきましては先ほど申し上げましたように今府とのいろいろ協議をしておりますので、その内容等を踏まえまして、これから早急に決めてまいりたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。 ◆6番(阪口孝雄君)  ぜひこういうご家族の願いにこたえられるようにお願いしておきます。 次は、介護保険について少しだけお願いをしたいと思います。 従来いろいろ論議してまいりましたが、この3月末には介護保険の決算も終わってると思うんですが、その決算状況--まだ決算委員会もありますが、後の質問にもかかわりますので、どういう状況でこの1年を経過したのか。その点はもしよろしかったら当初の利用の見込みから比べて、1年やった結果はどうであったかということがわかりましたらお願いします。 ◎介護保険課長(黒川健嗣君)  昨年4月に介護保険制度が実施されました。1年が経過したところでございます。一応見込みから申し上げますが、まず介護保険サービスに係る給付費の状況でございます。給付費全体では、当初見込みに対しまして87.7%の給付率でございます。大阪府下全体の平均給付率が80%でございまして、これから比較いたしますとやや上回っているという状況にございます。 また一方、費用でございますが、現時点では国・府並びに診療報酬支払い基金からの給付費交付金というのがございまして、これの返還分が詳細に決定されておりません。確定の額ではございませんが翌年度--いわゆる本年度、13年度でございますが、以降の給付費への補てん財源でございます。給付費準備基金への積立金、いわゆる剰余金でございますが、これが7,200万円程度ございます。当初予算に加えますと、幾分増加した額ということになっております。 それから、現在の状況でございますが1年間を通しまして、現在認定が1,200名程度ございます。サービスの受給者が924名、保険料収納状況でございますが98.6%、サービスの利用状況が81%、給付率でございますが、先ほど申し上げましたが87.7%という状況でございます。 以上でございます。 ◆6番(阪口孝雄君)  今、大体の概略のご報告がありましたのでわかりました。 そこで、この10月から1号被保険者の保険料が2分の1が元に戻るわけですが、1、2、3、4、5とありまして3が基準ですが、当初の分もありますが値上げでどういう状況になります、1、2、3、4、5。ちょっとわかりましたら1号被保険者の保険料。なかったらまた後でいただきます。 ◎福保祉部長(大下肇君)   一応第1段階につきましては、1,534円です。それから2段階については2,301円、3段階については3,069円、4段階につきましては3,835円。5段階につきましては4,603円。これは端数ありますけども、計算するとき100円未満切り捨てしますので若干変わりますが、月額はそのとおりです。 ◆6番(阪口孝雄君)  約倍になるわけです。それで、第1のランク、第2ランク、これは生活保護基準の、この前も論議しましたが、それと住民税非課税世帯、老齢年金の受給者。この方に月額これだけの、倍になった保険料がかかるわけです。 だから、前回も申し上げましたが、大阪府下でもかなりのところで1、2の皆さんについては保険料の徴収免除、減額ということで、独自に行っているわけです。本市にとっても先ほど決算の概略の報告もありましたが、7,200万円剰余ということでこれから先のこともありますが、前回の論議でも1、2の方についてはそう件数も多くないし、生活保護を受けられる基準にもかかわらず生活保護を辞退して頑張っておられる方が入っているわけですから、生活保護世帯については当然保険料含まれておりますので、扶助として出されておりますので、その同じような水準の方が頑張っておられると。 そういうことで、きょうはこの10月を控えてどうしてもこの阪南でもそういう動きも出ておりますが、保険料の市独自の減免の導入されてはどうかと思うわけですが、いかがでしょうか。何ともなりませんでしょうか。 ◎介護保険課長(黒川健嗣君)  いわゆる低所得者に係ります保険料、また利用料でございますが、これらの減免措置につきましては、いわゆる保険料の5段階設定、あるいは高額介護サービス費の3段階設定のほか、国の特別対策といたしまして幾つかの減額措置があるわけでございますが、本市におきましてはそれぞれにつきまして現在実施しているところでございます。 したがいまして、現時点でのこれら以外の減額措置でございますが、今後の国また府並びに近隣の各市町等の動向を見据えながら対応してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ◆6番(阪口孝雄君)  大阪府下では、これは5月末の新聞報道ですが、大阪市、八尾市、泉佐野市、富田林市、松原市、柏原市、羽曳野市と泉南市も、かなりこのランクの減免というより免除も決めているわけです。 当然この10月を迎えて、滞納者をもうつくらないということで、皆さんご努力されておりますこともわかりますので、ぜひこの1、2ランクの方については独自の市として免除、減免されますように、重ねてお願いしておきます。近隣ではそういう動きも出ておりますけれど、本市もよろしくお願いします。 最後に、教育の問題も出しておりますが、いろいろたくさん出しておりましたが1点に絞ります。それは、予算委員会では触れなかったんですが、その後いろいろ事情が変わってまいりまして就学援助金についてでございます。 この就学援助制度については以前何回も論議しましたので細部は触れませんが、もともとこの就学援助というのは、本市の申請用紙見ますと経済的に困難だとか、あるいはそういう家庭ということで書かれておりますが、本来憲法26条で「義務教育は、これを無償とする。」と明記されておりますが、今この義務教育についてはかなり実際お金がかかるわけです。 そういうことから、これはおかしいんじゃないかと。義務教育については無償と憲法にうたわれておりますということでいろいろ運動もありまして、この就学援助制度ができたわけですが、昨年度あるいは前年度、この二、三年の状況はどうでしょうか、申請については。それと、受給者の動向はどうなっておりますか。 ◎学事課長(前田比良司君)  ここ二、三年の支給者数ということで、平成10年度につきましては小学生が395名、中学生が199名。平成11年度につきましては小学生が433名、中学生が239名。平成12年度は小学生が517名、中学生が229名となっております。 ◆6番(阪口孝雄君)  きょうは時間の関係でいろいろお話もしたいんですが、そういう動向も見ますと、この不況の中でかなりのサラリーマンも含めてリストラ、首切り、営業不振とか倒産とか出ておるわけですが、そのことが反映されていると思います。 ところが、13年度については申請の基準を大幅に切り下げておりますが、この3人の基準では19万円、4人世帯では29万円、あるいは5人世帯では31万円も基準をお下げになったと。今のいろいろ行革の話も出ますが、こういうところまで手をつけなければいけないのか。 先ほど焼け石に水という話も出ましたが、教育で一番お子さんにとっては、世帯にとっては何ともならんような方々の基準まで下げていると。これは驚いたわけです。 その片方で100億円もかけるような、これから道路をつくっていくと。あるいは、地域の7割以上の方が反対している区画整理に既に30億円近い--もちろん補助金もありますがつぎ込んでいると。これから30億円以上かけて診療所つくるんだと。また、B地区では200億円以上の工事をやっていると。 こんな中で、なぜ就学援助まで切り下げるのかと。これでは幾ら市民に対して財政危機だと言ってもらっても、こういう大きな--中には当分凍結してもいいような事業があるわけです。それには手をつけないで、こういう学校の1年生に入るときのいろんな費用の補助金まで削ると、枠を削って締め出すと。この基準の切り下げで、何名かの方が昨年実績から見ますと締め出されると思いますが、それはわかっておりますか、何世帯か。 ◎学事課長(前田比良司君)  今年度の使途基準と平成10年度の申請者の所得状況を比較しますと、小学生で28名、中学生で12名が基準外となる見込みです。 ◆6番(阪口孝雄君)  大体今のご答弁で、28名と12名に対する予算総額がほぼ想像つきます。なぜ今の時期に、こんな学校への義務教育の分まで手をつけるのか。私はきょうはもう時間ありませんので終わりますが、この方々については昨年度の実績に応じて特別措置でも行っていただいて、受けられるようにしていただきたいと。 本来なら元へ戻していただきたいんですが、このことは本市が今まで先進都市、文教都市として進めてきた教育行政の一番底を切り崩していくということになると思います。ぜひ実績のある方については考慮いただきたいと。このことを申し上げまして終わります。 ○議長(金田美樹子君)  この時点で暫時休憩いたします。      (午後 3時 4分 休憩)      -------------      (午後 3時42分 再開) ○議長(金田美樹子君)  休憩前に引き続きまして、本会議を再開いたします。 この時点で会議時間の延長についてお諮りいたします。会議時間を3時間延長することにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、会議時間を3時間延長いたします。 11番 新妻鎮雄君。 ◆11番(新妻鎮雄君)  一般質問させていただきます。 最初に、これは他市のあるお年寄りの方から電話をいただきまして、自分の娘が高石市に嫁ぎ、そしてその孫が保育所にお世話になっていますと。こういうことからお電話が入って内容をお聞きしますと、今回の保育所の民営化に伴いますいろいろな署名運動について、反対の会の方たちとか、保育士さんから署名をお願いされたわけですが、第1回目のときの署名については言われるままに書きましたと。 その後、いろいろこの問題が論議されていく中で、私どもにも民営化についての内容、問い合わせがあったわけですが、その後この方は民営化の方向でいいという判断をされて、その後の署名要請に対してはお断りをいたしましたと。そしてその結果、保育所に行く中でいろいろな嫌な思いをしておりますと。そして、このことをどなたに言っていいかわからないし、家をかわって、保育所をかえてでも解決の方法はないかということで実のお父さんに相談されて、お父さんが私どもと親しかったわけで相談があったわけです。 いろいろ反対、賛成のお考えはあるわけですが、しかし保育士さんが反対の署名をお願いに来たときにお断りしたことによって、その後いろいろな面で嫌な思いをしていますと。これは果たしてこういうことが、保育所の現場であるのかないのか。これは私どもは確認する方法はなかったわけですが、こういうことが不安でなりませんと。いまだにまだ悩んでおられるという状況でございます。 また、ある市内のお母さんは、最初から民営化をすることにはよしとする立場で、その署名要請にもお断りしてはっきりと拒否されたそうでありますが、その後いろいろ同じような嫌な思いがあったそうです。それで、そのおばあさんがやはり心配されて、何か子供にマイナスになるようなことはないんだろうかということで、いろいろ直接私の方に来られて、そういう問題を指摘されております。 どうか、どういう状況かということを調査する云々ということじゃないわけですが、こういう問題が、こういうひとつの民営化に伴う反対、賛成の中での現実に預けられているお母さん、またその家族たちは、その判断によって嫌な思いをしていると。これは自分たちの署名に賛成しなかったから、書いてくれなかったからいろいろな面で目に見えない嫌なことを言われると。また、影でいろいろ言われたやつが耳に入ってくると。 こういうことは断じてあってはならないことだと思いますので、どうか担当の方でそういうことのないように。また、もしそういうことがあればきちっと調査をして、はっきりとさせていただきたいと。これは要望というか意見として、切実な市民の声でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、通告に出しました第三次高石市の総合計画について、いろいろ男女共同参画社会とかいろいろな問題で提案も申し上げたかったわけですが、時間の都合で潤い豊かなまちづくりの観点から、水辺空間の整備、活用ということに絞りまして、お聞きしたいと思います。 第三次総合計画の中に現況と課題ということで、「海岸線や河川は、高潮や洪水から市民の生命・財産を守る重要な治水機能の役割を果たすものである。一方、近年の著しい都市化の中における海辺や河川敷は、自然とふれあうことのできる貴重な都市空間であり、市民に憩いと安らぎを与える、水とみどりの空間である。 本市には、府下における海洋性スポーツレジャーの拠点として浜寺水路があり、ボートやカヌーなどの漕艇場として隣接する浜寺公園とともに、市民に親しまれている。 市内には北に芦田川、南に王子川があり、本市の治水対策に重要な役割を果たしている。しかしながら、芦田川流域においては都市化の進展に伴い、従来自然が有している保水遊水機能が低下するとともに、短時間に大量の雨水が流出するときには、一部地域において浸水被害などが発生している。 このため芦田川は、ふるさとの川整備河川の指定及び認定を受け、治水安全度の向上を図る河川改修にあわせて、遊歩道や緑道、公園などまちづくりと一体となった整備など、よりよい水辺空間の創出に努めている。」と。 このように現況と課題が書かれているわけですが、第1点目にお聞きしたいのは、安全で住みよいまちづくりを進めていくために、王子川水系については必要に応じてその改修を関係機関に要請すると。王子川についての河川改修並びに水辺空間の整備、活用についてお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いします。 ◎建設部長(池本太一君)  王子川水系についてご答弁申し上げたいんですが、王子川水系につきましては南海線から下流につきましては2級河川としまして、現在大阪府が管理していただきまして、100年に一度の災害でも耐え得る改修が完了しております。 王子川の南海線から上流部は2経路に分かれておりまして、行政境界に近い和泉市までいっておりますこれが一部都市下水の整備ということで、10分の1の確率での整備が完了しております。 もう一系列高南中学にいっております水系につきましては、普通河川としまして本市が現在管理しておりまして、一応王子川水系につきましては改修済みという形になっておりますが、今後上流のいろいろ情勢の変化によりましての維持、補修のための改修、それから都市下水路の本格的改修が出てきた場合においての必要に応じての改修ということで、ここ10年間起きた場合に対応していきたいと。そういうことでの関係機関への要請ということで明記させていただいております。 以上です。 ◆11番(新妻鎮雄君)  次に、この王子川の問題につきまして、芦田川の方は水に親しむという意味でのふるさと河川事業といいますか、これが進められているわけですが、王子川もこういう考え方を今後考えられていくのか2点目にお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎建設部長(池本太一君)  今、王子川水系につきましては申し上げましたように、改修済み河川という形になっておりまして、この施工時当時におきましては芦田川水系で行おうとしておりますふるさとの川整備事業という事業がございませんでした。唯一王子川で残っております水辺空間的なやつにつきましては、南海線から高南中学に至る私どもが管理しております普通河川の部分が唯一水辺空間的な要因があるという箇所でございます。 これにつきましては、まだ現在のとこ実際的な計画はございませんが、将来的には何らかの活用、整備は考えていきたいと考えております。 以上です。 ◆11番(新妻鎮雄君)  わかりました。ありがとうございます。 特に、いわゆる普通河川のとこが過去から私どもも指摘しているわけですが、今後こういうふるさと河川事業の方向で考えていくということでございますので、特に王子川の右岸の明示がまだ完了してない。先ほどの議員さんの指摘に対してまだできていないということでございますが、私どもは地権者の方が早く明示に合意していただくように願っているわけでございますが、特に過去に指摘しましたのは、明示が完了してないのに工作物が建っていると。これは、市民から見ますと不法占拠という疑いがあるわけです。 我々もそれをいろいろ調べていきますと、この所有者という方は公人なわけです。市民から選ばれた方が、今所有者としておると。これは、大変な問題だろうと思うわけです。明示が完了してないというだけでありましたら、その地権者の合意というものがあるわけですが、不法占拠の疑いがあるというここに、いわゆる所有者が市民から選ばれた公人であるということは、市民から見ますと非常に我々市民から選ばれた議員に対する不信が今起きているわけです。 これは、議会といたしましてもやはり調査して、そこらをあからさまにしていかなければならないと思っているわけです。そういう点について、この本会議の場ですから公人の名をあからさまにすることはできませんけれども、公人であるということは私どもの調査で謄本も見ましたら間違いなく載ってるわけですから、またこれは市民がいつでも謄本を見ればすぐわかることですから、市民の方はそれを見た上で我々にも議員というのはこういうもんかという苦情がありますし、議会の議員としての信頼をこういうことでなくすんではないかと思うわけで、これは議会といたしましてもまた何らかの形で対応しなければならないと考えておるわけです。 そういう点で、先ほどの議員さんがお示しになった点と一致するわけですが、ぜひ明示を早く、またそういう不法占拠の疑いがあるのかないのかというそういう点につきましても、担当の方でも明確に調査して判断していただきたいと思うわけです。 以上、あといろいろお聞きしたかった点があるわけですが、その点を指摘して、また次の何らかの機会のときにまた再度お聞きしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(金田美樹子君)  次に、17番 松本 定君。 ◆17番(松本定君)  一般質問をさせていただきます。 先にちょっと僕の場合、いろいろとあっち飛び、こっち飛びする可能性がございますので、聞きたいことだけ先言います。 臨時議会でこのことを調査してくださいということで、これは保育所の中から保育所の園児、子供が連絡帳に入れて、はがきもついてあったんかな。そんなようなことで、議員さんのあて名をここに住所録を書いて、一言例文と書いて住民投票条例の制定に、賛成違いますねん、賛という字下貝やのに日になっておりまして、替えるという字になってます。これまた同じようにまねて、同じ字で来てるんですよ。ハがないんです。ということは、まさしくこれをそのまま写して書いたご父兄があるということです。これ調査してくださいという、その調査結果ちょっとまだ出てませんかな。後でまとめて言って。 それと、きょう私ちょっと議会事務局におったんですよ。そしたら、水道の方の組合の幹部の方がぽっとモニター見に来たんです。僕はちょっと間見てて、ああこの人来てはるわな。この人はここに全然用事のない人なんです、はっきり言うて。答弁なさる方だったらこの裏におるはずです。答弁なさる立場の方やないんです。一時的にも職場を離脱してきた。 僕はさっきの3時の休憩のときに、部長に言いに行ったんですよ。答えはもうわかってある。この前の古賀議員のある執行部の偉いさんも一緒でした。盗人してから捕まったさかいに「えらい済んません。私年次休暇出しますわ」、それと一緒なんです。それやったら、斎藤助役の方ですか、水道の方は。悪いけどこれ両方、これからタイムカード置いてくださいな。それやったら何時に出勤して、何時に退社した、会社であれば。何時から何時の間年次休暇と、みんな証拠で残りますわな。こんなん水かけ論ですよ。僕が言うたからと部長が言いに行ったら、いや机の上に課長の席に時間休暇とった言うて、言われたらとるの当たり前ですわ、そんなん。僕の顔見たんですよ、その職員さんが。慌てて立っていったんですよ。 そんなこと言ったって、早うから出してあったとか、おれが今言うてるように、おれに見つかってから出したん違うか、こんなん水かけ論になったら嫌やから、それやったら悪いけど理事者がどの職場にかてみんなタイムカード置いてください。そないせえへんかったら、これ幹部の人ですよ、組合の。こんだけ朝からほかの人からやいやい言うてんですよ。それにもかかわらずあざ笑いですやん、それやったら。それが組合の指導している人ですやん、幹部ですやんか。名前言えやいったら何ぼでも言いますよ。これだけわしもかっときたら忘れてしまう方やさかい、先言うときます。 それとこの新聞です。これどこの写真ですか、決起集会。総務部長、これちょっと一遍、知ってるやろ、このビラ。 ◎総務部長(野中高夫君)  別館の多目的ホールで行われた集会の写真だというように思っております。 ◆17番(松本定君)  朝から北山議員も、組合の又貸しの話言うてました。ここにかてみんなありますやん、これ。加茂4丁目1番の1はどこですか。 ◎総務部長(野中高夫君)  市役所の所在地の住所になっております。 ◆17番(松本定君)  これも加茂4丁目1-1ですよ。それから電話番号、これも三井化学さんのホルマリン流したというやつで晴上工業、ここの全労連高石労連、電話0722-65-0400、さっきのやつも一緒ですやん、これ。これ又貸し違いますのん。これ調査してくれというさきの質問者おますさかい、僕これ以上のこと言いません。これちゃんとしなかったら、私どもまた行動起こしますよ。れっきとした、ここで又貸ししたらあかんと書いてますがな、これ。みんなばらそか。ちゃんと又貸ししたら、取り消しとなってあるやんか。さきの議員さんの立場あるから、私はこれ以上言いません。 それと、これもそうですやん。これ組合活動で使うていい施設ですか。これ厚生施設でしょう。こういうのどこでこんなん決起大会するのに。何でこれ黙ってまんねん。使うてもええという約束してあるんですか、答えてください。 ◎総務部長(野中高夫君)  今、いろいろ公共施設、特に庁舎の使用、また所在地等の関係でご指摘を受けまして、我々といたしましては公共施設、特に庁舎の使用につきましては過去からの経緯もございますが、庁舎管理規定等に照らしまして早急に整理するとともに、適切な使用形態が図れるように努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 ◆17番(松本定君)  あんた、去年の4月にどない言うた、5月の議会に。4月をもってすべてのやつを解決いたしましたと、僕に報告したん違う。これは今の収入役の堤収入役の時代から僕はずっと言うてきて、おたくがなったのは去年の4月ですか、1日付で過去のやつは全部精査されましたという報告があったんです。 これは聞くところによると昔の話で、何か約束があったとかなかったとかいうような、耳に入ってきてるんですよ。産物が残ってあったんですか。それやったらあなたは我々議会に対して、違う答弁してる。正確な答弁やないんです。僕、この写真見てびっくりしたんです。 本来は地下とあそこだけですよ。使用許可というのは。それも又貸ししてるんですよ。これを決起大会に使うとるというのはどういうこと。こんなん精査してないんですやんか。するんかせんのか答弁や。 ◎助役(池中義徳君)  今、ご指摘をいただいております点につきましては、私どもおわびするしかないのではないかなというふうに思っております。 さきに野中部長が解決したということでお話し申し上げたのは、全体という先生と若干こちらの言い方がまずかったのかもしれませんが、部分のことについて全部終わったというような部分で話ししたのではないかなというふうに思っております。それは勤務の職務に専念する義務の問題をとらえて、説明させていただいたんであろうと。これは推測もございますが、そういうふうに考えております。 先生がご指摘の庁舎というものにつきましての使用というものは、ある意味で厳密でなければならないというのは十分承知しておるところでございますので、今後先ほどから担当課の方もお答え申し上げておりますように十分調査し、そして本当にあるべき姿にしてまいるところでございますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げたいと存じます。 ◆17番(松本定君)  私どもこんなこと何遍も毎回毎回こんなん言うん嫌なんですよ、はっきり言うて。そやけど、これはやはりこういうビラをさきの議員さんも言うとおりなんですよ。強行採決とか、これはどういうこと。委員会で私も総務文教委員長として、一日皆さんのご意見を聞いて、最後結論をとって委員長報告をして、ここで皆さんの議員さんの採決を受けたわけです。賛成多数で可決されたわけです。これどうですか。強行ということは意見も聞かんと何もせんとしたということですよ。 こんなことを書かれたら、私かて言いたくなりますよ、これ。こんな重箱の隅をつつくようなこと、僕は言うの嫌ですよ。これはやはり目には目というやつですよ。先ほどタイムカードを置いてくださいというのもそうですやん。見られて、言われて、それじゃ先机の上へ時間休書いてますと、こんなんだれでもできることです。こんな知恵ぐらいだれでも働きます。 それやったら何時から何時まで職場におって、職務をしたの何時から何時まで、何時間休暇とったというんやったらわかりますやんか。そんな茶番劇するようなことやめてくださいよ。僕の言うてることで文句あったらいつでも来てください。 又貸し、これもし解決できなかったら、また私行動起こしますよ。ほんまに、当たり前ですやんか。契約書にちゃんと又貸ししたらあかんと書いてあるやん。肝に銘じて言っておきますよ。 それとさっきの報告、ちょっとしてくださいな、僕がさっき言うた保育所の先生の。 ◎次長兼児童福祉課長(大植群史君)  保育所の件でございますけども、これにつきまして当該保育所の所長に我々確認したところでございますが、今現時点におきましてその答えといたしまして、所長はそのようなことは覚えがないということで、そのような報告を受けております。 以上でございます。 ◆17番(松本定君)  きょうも僕の同僚が、ある保育園で何かあったん違うかと。これもやはりないところに、議員として立場でそんな質問しませんよ。的確な情報が入って、ちゃんとそういう確信をつかんでからやはり出してる。これかて園長先生の名前も入ってますよ。子供に実際に連絡帳というんか、家と園との持って入れてある。だれが入れたんですか。勝手に子供さんが入れたんですか。だれかが先生入れんことには、こんなん入れることありませんがな。 ないとそんなしらを切るというような、それはとてもやないけど許せるもんと違いますやん。家庭との連絡帳というんですか、その中にちゃんと入ってあったという。何々園園長、ちゃんと書いてますよ。それしらを切るんやったら、わしこのまま質問、答え出るまでやってもらいますよ。どんな、再度調査するんか。 実際に持って帰ってきてるんですやんか。園長が知りませんて、勝手にそこらに置いてあるの子供が持って帰って、「お母ちゃん、これ議員さんとここれ出し」言うてするんかな。そんな小さい時分からそういう政治的な感覚があったら、将来市会議員に出られ、国会議員になってもうて、田中眞紀子さんみたいになってもらわんといかん。 それは僕は理事者だれもいじめてん違うんですよ。さっきの新妻議員さんかておっしゃるように、夜来たら嫌というほど電話かかってくる、先生から。僕かて直接それは苦情受けてるんですよ。書かないじめられる、はっきり言うて。それで賛成の方にかて書きたいんやけれど、先に先生からやいやい言われたから、私そんなんしたら優柔不断と思われるの嫌やから、ある人の言うてるの、よう書かん。そやけどあんだけ電話攻撃されたら書かざるを得ん。子供預けてる限り、一緒に歩調合わさんことには子供がどんな目に遭うかわからん。そんな不安です。 それと朝送っていったかて、いろんな問題のあるとき先生同士ががちゃがちゃいろんな話をしてる。親が子供を送っていったかて、素知らぬ顔や。こんなんなら私学へやっていった方がよかった。そんな話も出たんですよ。現状はそうなんですよ。そやないと僕こんなこと言いませんよ。 先生に、園長さんに聞いたさかいに、「いや園長さん知らんねん」それやったら子供のそこらに置いてある、自分のポケットに入れているか、連絡帳、自分がかばん持ってるんかな保育所の、黄色いかばん持ってますわな、そこへ入れて、大変利口な子供やなと思うて、それやったら。 どうですか、再度やる気ないですか。なかったらもうぬかにくぎみたいなこと何ぼ言うたかてしようがないし。部長、答えてくれ。 ◎保健福祉部長(大下肇君)  ただいまの件でございますが、先ほど大植の方からご説明申し上げたんですが、そのときに当該保育所も含めまして、ほかの園にもお話はしていってるんですけども、聞くところによりますと実は連絡箱云々というお話がありまして、その内容も確認したわけです。 例えばこれは一般的な話の中のことも含めてなんですけれども、保護者の方が各子供さんの連絡箱にそういうお知らせを入れるということもあるということも聞いています。そのときに、例えば子供さんがありましたお知らせを自分の連絡帳に挟んで、持って帰るというようなこともあると。いろいろそういう話も出ておりますので、非常に…… そういう話も聞いてますので、そういう段階ですので、今後ご指摘のありました件については十分そういう意図を解しまして、我々もできるだけのことはしてみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆17番(松本定君)  もうあほらして聞いてられませんわ、こんなん。子供が連絡箱から入れて自分で持って帰ると、それやったら先生がみんな指導してるんですやんか、そこへ入れてあるということは。認めてるんですやんか。こんなんだれがコピーしまんのや、これ。私の住所も皆書いてますやん、電話番号も書いてますで、合うてますがな。間違うてるやつ違いますよ。そのときの議長さん、副議長さんと書いてますやん。 そやけど、もう少しその場だけ、今までみんなそうですやん。子供、職員さんにこれ以上のこともう責めたりするの。相手あることやから難しいと思うのは十分わかりますけど、もう少し的確な対処をしてほしいなと思うんです。そやなかったら、私らずっとこうやって嫌なこと言わんといかん。それやったら市民から言われてくる。きょうでもそうですやん。この前も3日間も休んで傍聴してる職員がおる。これやっぱり批判されてますやん。それにもかかわらずやね、そんなして一時的にしたかて、僕に言われてから後で時間休とったという、僕はそうとってるんですよ。 そのさっきのときかて、古賀議員が見つけたときは、後から出してこれで始末した。管理者、管理責任で担当の職員さん、何らかのおしかりを受けたはずですわ。これは犬やあるまいし、鎖でくくっとくというわけにいかんもんな、はっきり言うて。ご自由にどこでも行きやる。それは仕事やったらいいんですやんか。仕事だったら、それは当たり前です、あっち行きこっち行きして当たり前ですやん。 議会の傍聴というのは関係あらへん、きょうその人は。たとえ1分たりとも市民の税金で給料いただいてるんですやんか。これやったら批判で、前代未聞やて、こんなんで言う資格あるんですか、この人ら。自分のしてる行動と、書いてる文書と一遍照らし合わせなさいよ。合うてますか。ばれたら事後、後で始末する。やってることどうですか、議会のやってることに対して批判の声。こんなん書く資格も何もないですやんか。こんな愚痴ばっかり助役に漫才みたいなこと言うたって仕方ないですから、もう置いときます。 それと、王子川の河川敷ですけれど、先ほどから2人、3人の議員さんがちらちらと出ておりますけど、私も何回も言わさせていただいておるように、私もあの王子川の改修のとき高校時代でありまして、自分もあの現場でアルバイトしたということで、どれだけの堤防敷があったということも明確に覚えております。 今の若い人はトロッコという機械、ご存じやないかもしれませんけれども、僕ら40年余り前の時代であれば、レールを引いて、こまが4つついて、上に木の箱があって、それに物を乗せて運ぶという、人力でかついでいくか、こまの原理でレールを引いてやるかということで、私もあそこでアルバイトをさせていただきました。 そのときの川の工事というのは一部始終知っております。そういうことで、どんなような現状であったんか、ここにどんな木が植わってあったんか、イチジクの木が植わってあったとかそんなことまで鮮明に覚えております。現状とは全然今は違いますけれど、昔は石垣も間知ブロックもなしに、普通の木のくいを打って、木の板をはめた川の横の擁壁、それが大雨で水がつかると。ジェーン台風のとき、写真ないですかな、南海電車のレールの上まで水が来たんです。それぐらいジェーン台風のとき水がつかったということで、その後まだ町の中山末吉町長の時代だったんですけれど、王子川をもう少し蛇行しているやつをちょっとずつ滑らかにするというときのあれは工事だったんです。 私ども実際に土地はかかりました。私もそこでアルバイトさせてもろうた。その中で、あそこをトロッコが走ったんですよ。トロッコを押してみんなやって、ちゃんと仕上げてきたんですよ。それが今全然現状が違う。何のために水が流れるように、よくするために、先ほどの議員さんやないですけど、もしかあれポーンときょうも雨と風も大分きついですよ。倒れて、橋にあれ引っかかったらどないします。堰になった上、水つかりますよ。 そこら地権者の合意もそれは必要でしょう。まだ方法あるでしょう。明示確定訴訟か何か、相手が同意せなんだときのいろんな方法で、強権的なことできないですか。いや何回もやってんですよ。僕は聞いてるの何か知らんけど、あんなん何ぼ言うたってふえませんで。隣の家つぶさんとしゃあないやんか、ふやそうと思うたら、そうでしょう。僕ら村で聞いてるの、そんなことですよ。どういうことやと。あなたは理由があるとさっき答えたと、僕はモロに言っときますよ。 坪数が足らんと、それで押さないと。足らんとこぎょうさんありますやん。斎藤助役さん、高陽プールをあなた買収に行ったときに、公簿と実測と相当な差がありましたね。実測の方が小さいですよね、公簿よりか。それでも地権者分けてくれましたやんか。どんな公簿で買うたんか、実測で買うたんか、僕は実測で買うたという話を聞いております。 これはやはり土地によっては、それは広いやつもあれば、小さいやつもあります。現実に高石市が買うた高陽小学校のプール用地、公簿面とあれも相当1割以上あったんと違うかな、僕の記憶では。それでも地権者は実測で分けていただいたという話を聞いてるんですよ。何ぼ待ったかてあれは大きなりませんよ、はっきり言うて。ふえますか。上からローラーかけて、線路みたいに延ばしますか。できませんでしょう、こっちは川ですやんか。 隣の隣の町で、ある議長がそんなとこに物置小屋か何か建ててあって、議長やめはった議員さんおりますやん、新聞に何年か前に。水路の上に物置を建てたいうて新聞に載って、議長辞職した人おりますやん。それはよそのことやからいいですけれど、何か本人さんが納得をしない。それじゃ公として最後にどんな手を尽くせるかということだけちょっと言うてください。 ◎建設部長(池本太一君)  この件につきましては、毎議会いろんな形でご指摘も受け、私どもとしましては権利者の方に解決の方法につきまして、いろいろご提案なり提言を申し上げてきたわけですが、残念ながら現在まで解決に至ってないというのが現状でございます。 今、松本議員さんの方から何ら法的な手は打てないかということでございますが、民民の場合、官民の場合、一つ今、議員さんがおっしゃいました訴訟というような問題もございます、解決方法としまして。しかし、私どもとしましては、あくまでも何とか民民、これは用地買収も一緒なんですが、任意での解決を図っていきたいと。 さきの古賀議員さんからご指摘のありました塀というんですか、看板というんですか、これが台風期、それから大雨時、万が一倒壊して二次災害が起こるというようなことになっても、私ども管理している立場上問題がございますので、明示は明示としましてその看板等による二次災害、これについてもし所有者の方のご協力いただけるようでしたら、今ご懸念されていることについて私どもで一度強度等調査しまして、万が一強度的に問題があれば所有者の方にご協力をまた促していきたいと考えております。 この件につきましては、以前から土地所有者であります大阪府に対しましてもいろいろ行政としての何らかの手当てはないかということのご相談にも行っております。しかし、これというもんがないのが現状でございますが、再度鳳土木の方にも参りまして、何らかの行政指導の方法等あるや否や、この辺協議していきたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いしたいと思います。 ◆17番(松本定君)  いろいろと手を尽くしていただいてるということはわかっています。図面もできて、先ほど古賀議員だったですかな3カ月、僕が前聞いたんかな。3カ月たって元へ戻ったという、そんなことも聞いております。 ただ、そんなんだけで世間の人の話ではやってまんねん、なかなか難しいおまんねんというようなことで我々に伝わってくるわけです。やはり僕らにかて、僕は僕のやはりいろんなん入ってきますし、どないなっとんや。普通水路であれば水利委員の方が立ち会う、それから里道であれば自治会の会長さんが大体立ち会うて、民と官のいう点を決めていくわけです。そのときでもやはり相当もめるときもあります。僕も経験あります。自治会の会長させていただいたときに。お互いにきょうびのことやから、1センチ違うたかてあっちやこっちやというような話になったりします。それとて、最後には解決しますやないか。 僕の経験上で、あるとこで水路で解決してなかったことがあった。これは法的で決めてもろうたことあるんですよ。それで、僕は法的な処置できないですかということで、相続をするのにこの土地を明示しなかったら売れないということで、買う方も明示ちゃんと決まらんことには買えないということ。亡くなったからこれ売って、相続せんといかんねん、何とかする方法ないかということで、相続税払うのに猶予してもろうて、ちょっと月日はかかったけどいう法的な処置で、明示を確定してもろうたことあるんです。現実にあるんです、僕は自分で経験したことあるんですよ。それで、法的な方法論はないんですかと聞いてるんです。 さきの議員さんも、特別調査一遍せんといかんなというこれも、公人として何やから、普通の民間人と違う。これもひとつわからんことはないです。私は普通に言えば、あそこはやはりきょうは風も吹いてるけれども、大雨やということで、もしかこけたとなったときに、だれがこれ責任持つんですかということ。そういうことのないうちに、先にやはり手を打っていった方がええんと違うかなという、心配ですやんか。 やはりだれが見たかて、ある人はいろいろあそこきれいに掃除しに行こうと思うたら、ボートか何か持っていこうと思うたら歩かれへんなという人がいてるんですよ。船かボート持ってこうと思うたら、あそこ草刈りもできへんやないか。どなたが見たかて、そんな場所なんですよ。そこひとつご苦労かけてきついこと言うか知らんけれど、相手のあること。そやけど相手さんも公人ですやん。一定立場というのもあるんで、これは自分の立場で処理してもらわんとあかん。それはこっち。 もう一つちょっと忘れてあったのが、それはそうと我々これさせてもろうてんけど、それまでに、野中部長、職員組合から、僕はいつも思うんですよ。組合長、僕は組合運動したことないからわからんけど、給料上げてくれとか、生活改善、産経新聞には何か、そういうことの要求だけ来るわな、上げてくれとか、ボーナス何ぼにしてくれとか。今回こんだけ財政危機、財政が足らんようになってきた。危険状態になってきた。組合から我々の給料下げてくれても結構ですよというような、そんな申し入れなかったですか。 いやいや、上げるだけが能やないんや。やはりお互いにしんどいとこ、お互いに我々かてこれきのうの僕の提案説明、9年間議員報酬上がってないんですよ。おたくらもみんな一緒でしょう、管理職も、特別職も。議員も上がってない、おまけに3人減ってるんですよ。これだけ辛抱してきてるんですやんか。組合かて常識ある組合だったら、「いやこんだけ財政難だったら、わしらかてほんなら一遍下げてください。協力します」という、そんななかったですか。それだけ聞いて終わります。 ◎総務部長(野中高夫君)  今まで要求によって交渉で決めてきたわけで、その交渉の中で我々の今の状況等説明して、理解を得て、要求どおり出ないと。現行の据え置きなり、あるいはカット、減額等お願いしてきたということはあります。 しかし、今、先生が言われたような要求書については、現時点ではございません。 ◆17番(松本定君)  千回転んだかてないですわな。聞く方がばかかもしれへんけど。そやけど、こんなこと書かれて、まだそんなことない。余りかばう必要ないですよ。正直に答えてくださいな、これから。これできょうは終わっておきます。 ○議長(金田美樹子君)  次に、5番 出川康二君。 ◆5番(出川康二君)  6月議会の一般質問をさせていただきます。 端的に、時間の関係もございますので、きょうの部分につきましては余り深く突っ込まないで、現況をお聞かせいただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、再開発の部分でお尋ねをしたいわけなんですけれども、商工会議所さん等々を通じまして、いわゆる都市開発株式会社、いわゆる三セクの保留床の出店希望というものをお集めになっておられると思うわけでございまして、これが5月末ぐらいが第一次と申しますか、状況であったと思うんでありまして、この公募状況をひとつお知らせいただきたいと思います。第1点目です。 第2点目は、この都市開発株式会社の資本金、当初3億円と予定されておりまして、現在前の議会では約三千数百万円というお話でございました。そういう点で、この資本金につきましてはあくまでもいわゆる3億円、1株5万円といたしますと6,000株ということでお考えになっておられるのかどうなのか。これは当然、市の出資というものについてのことにもなると思いますので、第2点目にお聞かせいただきたいと思います。 それから、第3点目でございますけれども、第三セクターもいろいろ社会的に大きな問題になっておりまして、ご案内だと思いますが平成11年5月には旧の自治省、今の総務省ですけれども、ここから指針、ガイドラインが示されていると思うわけでございます。 その中で、全国の三セクをいわゆる行政補完型第三セクター、そしてもう一つは公民協調型第三セクターという2種類に区分していると思うんでありますけれども、本市の三セク都市開発株式会社についてはどの部分に当てはまるとお考えになっておられるのか、これを3点目にお聞かせいただきたいと思います。 それから、三セクの債務保証の問題でございますが、これについてどう今お考えになっておられるのか、4点目にお答えをいただきたいと思います。 以上、三セクの問題、簡単にご答弁をいただきたいと思います。 ◎都市整備部長(井上靖夫君)  まず、第1点目の出店公募状況でございますが、現在のところ約10件の引き合いと申しますか、話がございまして、今それぞれに対応をいたしておるところでございます。 それから、2点目のいわゆる都市開発株式会社に最終的な資本金の額でございますが、これは3億円を予定いたしております。なお、本市は2分の1未満の出資を考えております。 それから、3点目の三セクの指針でございますが、いわゆる管理会社について先生からのご指摘では行政補完型と公民協調型というふうにご指摘がございましたけれども、これにつきましては本市では三セクということでは民間と協調して民間活力の導入を考えておるという考えのもとに会社を設立いたしております。 それから、4点目の債務保証の件でございますが、これは当然のことながらこの三セクに関しまして保証をするべき時期がまいりましたら、その時点で検討を加えていきたいというように考えております。 以上です。 ◆5番(出川康二君)  ここで乖離といいますか、先ほど申し上げた趣旨で申し上げるんですけれども、三セクの債務保証についてはその時期に検討するということなんですけれども、やはり今本当はそんなことじゃなくてうまくいけば一番いいと思うわけなんですけれども、現況は非常に厳しい状況があるわけでございまして、やはりそのガイドラインにも示されておりますように地方公共団体が出資者として負う責任は、あくまでも出資の範囲内だと。これを明確にしなさいということが言われておるわけです。 そういう点で、例えば債務保証とか念書とかいろいろ言われるわけなんですけれども、そういうものについてはやはり収支計画というものも議会や住民に情報開示しなさいと、これが規定されていると思うわけでございまして、やはり今そういうさまざまな状況の中で10件の引き合いができて、鋭意交渉されているようでございますが、そういう点で確認と一定のことを申し上げて、三セク問題についての質問を終わりたいと思います。 それと下水道の問題につきまして、これはちょっとご説明をいただきたい点でありまして、本市には今、下水道工事が進捗をしていっておりまして、いわゆる水洗化工事、くみ取り式トイレから水洗ということでやられておるわけで、本市におきましても水洗便所の改造資金融資制度要綱というものが昭和48年に制定をされて、最近改正が平成9年というふうに書かれております。 そして、簡単に質問をちょっとしたいと思いますのではしょって申し上げておきたいと思うんでありますけれども、この要綱は下水道法11条の3に水洗便所への改造義務ということで、処理区域内で工事された地域においては処理を開始すべき日から3年以内にその便所を水洗便所に改造しなければならないということを受けまして、義務規定を設けておるわけです。 この趣旨はここで長々と言う必要はないと思いますので、それを受けましていろいろな経済状態を含めて、例えば促進要綱でありますとか、普及要綱でありますとか、本市においては融資要綱というような形の中でその促進に努めておられるわけでございます。一定の助成金、あるいは利子補給等々を行って、その普及に努めるというふうになっておると思うわけでございます。 そういう点で、下水道の水洗化におけるパンフレットでも案内がされてるところなんですが、実は5月初旬だったと思うんですけれども、ご相談があったんですけれども、その方は一定借家もお持ちのようでして、かなり水洗化含めますと何軒にもわたるということで、かなりその設備をするための費用がかかるということで、お伺いをされたようなんです。 そのときは、この部分についてはこの要綱ですけれども、一時中止というようなお話があったようでございます。要綱を定めておられて中止というのもおかしな話なんですけれども、その点要綱、条例とかそういうものがストップすると申しますか、こんなことは多分異例のことではないかというふうに思うんですが、その点でそうであるならばこの要綱についてどういう手続と申しますか、部分が必要ではないかとは思うんですけれども、この辺はどういうふうに措置をされたんか。 その方もこうこうこうで融資制度がありますよということでお話聞いたら、今はちょっとやってないんだということでその理由は幾つかあるようですけれども、それはそれといたしまして非常にそういう意味では疑問が残るわけでございます。要綱上、条例、規則、要綱といろいろあるわけで、この要綱については市長、執行部内で要綱をつくられて業務を執行されているわけでありますけれども、その施行ストップというようなものは、これは法的にどういうふうに解釈したらいいのか。まず最初にちょっとお伺いをしたいと思います。 ◎下水道課長(西井修一君)  公共下水道の場合、法体系から言いますと下水道の場合については、日本の法律の中でいわゆる利用の強制ということでされております。非常に珍しい法律だと思うんですけども、逆に排水設備の問題も含めてくみ取り便所などの場合は義務違反などでいうと罰則規定もあると。こういう中で、本市としてこの間一つは今、先生がおっしゃられたように、経済的な問題がございますので、いわゆる助成金制度を設けていると。もう一つの問題として、水洗便所の資金の融資制度ということで要綱をつくっております。 この間の現在の要綱のもとで、例えば2条の中に金融機関ということで、前条の目的を達成するため高石市は特定の金融機関を指定をするという形で規定をしております。これについて、本市と金融機関との間で契約書を結んで、それに合意した金融機関について指定をするという形になっておるわけですけれども、昨今の状況のもとで本市においては例えば銀行との関係の中で契約ができにくいというのがこの間生じてきたわけでございます。 そういう点で、現在金融機関との関係で4月からまだ契約できていないというような状況で推移をしております。本市としては、現課といたしましても早急にこの点について解決をしていきたいというふうに思うわけですけども、一つは各市のもとで契約の中身を見ますと損失補償契約的なものを入れている部分があるわけでございますけども、我々としては損失補償というのは債務保証に限りなく近いという点で、行政的にはそこまで入り込めないということで、新たな条件も含めて今検討してきております。 そういうことで、一定のめどがほぼつきつつありますので、この間については市民の方にご迷惑をおかけしておりますけども、一定の混乱を避けるために指定業者などには一定の通知をして、この間しのいできたというような状況でございますので、よろしくお願いいたします。 ◆5番(出川康二君)  したがって、今のご答弁をいただきますと、新たに融資制度を活用するということについては、なかなか今指定する金融機関がおらないと。市独自の融資ではありませんので、金融機関の受け皿がなかったらこの融資制度というのは発効しないということで、ストップをされているようでございます。しかしながら、こういう問題、せっかく要綱もあるわけでございまして、近年いわゆる金融機関の貸し渋りという問題ももちろんありますし、債権と申しますか、金融機関から言えばなるわけで、それがなかなか回収いかないというご事情もあるようには思うわけなんです。 そういう点で前から議論しておりましたように、これなかなか制度的にも金融機関からのオーケーが出ないということで、いろいろ中でも申し上げましたように保証人とかそういうケースをつけたとしてもなかなか融資がおりないという状況であったわけなんです。一定今日の情勢を踏まえて、そういう3年という義務が課せられているというもとで、全国的にもこれは融資制度が要綱であれ、規則であれ、各市で行われておるわけでございまして、今努力されてるということだろうと思うんです。 例えば市独自で一定の預託して、その範囲内で銀行の融資をおろしてもらうとか、あるいは普通の経済上の業者の方々の融資制度でも信用保証協会とかいろんな形があるわけなんですけれども、こういう形でストップすると申しますか、一時新規の融資を受け付けられないというのは、非常に融資制度を受けたいという方にとっては、かなり大きな問題点になろうと思うわけでございます。 具体的にはどうやるのか。下水道法を見ますと、市独自の直接融資だとかいろいろ書かれておるんですけれども、これは財政問題もありますからすぐ短兵急に求めるというわけにはいかないとは思うんですけれども、今日のいろいろ経済情勢を踏まえて、そしてまた下水道を進捗していただいいて、水洗便所の改造工事をしていただいて、実際に下水道を使用していただいて、そして使用料金を納めていただくと。これがやはり必要ではないかというふうに思うわけです。 やはりそういう不測の事態と申しますか、イレギュラーな今事態だろうと思いますので、早急に改善をしていただくと。金融機関の努力もお願いせないかんかもわかりませんが、そういう点でそういう声もありましたし、何とかしてほしいという声もあるわけでございますので、ひとつご努力のほどを早急に解決していただくことをお願いをいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(金田美樹子君)  次に、14番 小谷 喬君。 ◆14番(小谷喬君)  一般質問を行います。 事前に約4点、通告をさせていただいておりまして、そのうち容器リサイクル法に関する今日までの既に施行されましてわずかな期間でありますけれども、この間の到達点といいますか4品目そのものの取り扱い、さらにはそれ以外の問題につきましてはいわゆる一般業者との関係もあるかと思うんですが、現時点での状況だけをご報告いただきたいと思います。 2番目には、先ほど同僚の阪口孝雄議員からも質疑がありましたので、これは省略したいと思います。 3番目の富木駅周辺整備に関連いたしまして、質問に入らせてもらいたいと思っておるんですが、4番目には学校教育施設につきましてお尋ねしたいと思っている次第です。 初めに、容器リサイクル法の施行によります本市での取り組み状況。せんだって一定の資料といいますか、市民向けのリーフレットといいますか配布されたようで、私どもの方にもいただきましたが、現状につきましては現時点ではどういう担当の方では対応をしておられるのかそのことをまず伺いたいと思います。 ◎次長兼生活環境課長(山本定夫君)  高石市のごみの収集につきまして現時点の状況という形で、今日までまず本市のごみの収集につきましてとられてきた内容結果について、まずご報告申し上げたいと存じます。 本市におけるごみの減量化、再資源化への取り組みにつきましては、本市の分別収集におきまして昭和46年から空き瓶、空き缶の個別収集に始まりまして、昭和48年以降は普通ごみ、粗大ごみ、不燃ごみ、資源ごみの4種分別収集を実施するなど、既に29年の実績がございます。 また、平成4年に資源ごみ専用袋の配布及び市民団体による集団回収の支援制度を設けるとともに、市民、事業者へのごみの減量化、再資源化に関する啓発もあわせて推進してまいりました。 そして、平成9年からは容器包装リサイクル法の施行に伴いまして、ペットボトル専用袋を配布し、ペットボトルの個別収集を行いました。また、ごみ排出注意シール制度を実施するなど、これまで積極的にごみ減量化、再資源化の施策を実施してきたところでございます。 今後の取り組みといたしましては、本年10月からプラスチック類のうち白色トレイの分別収集を、新たにペットボトル、白色トレイ専用袋を配布の上実施する計画で準備しているところでございます。 以上です。 ◆14番(小谷喬君)  経過はわかったんでありますけれども、4品目の問題につきましては費用の問題を含めまして、市民にとりましては一定の負担ということにもなっているわけであります。 一般的にはこの問題につきましては、日々消費者がどういう形で対応されているかということにもなるわけでありまして、現時点ではどういうふうな扱いになっておられるのか。 また同時に、電化製品等の販売する業者での取り扱いは皆さんもご承知だと思うんですが、4品目以外の電化製品につきましても廃棄処分料といいますか、いろんな形での名目で回収をされてるというふうに理解したらいいんじゃないかと思うんですが、この辺の担当としての現時点で、そこら辺の全体のこれとの関連での把握というものはしておられるのか。それともどういう形でこれから把握していかれますのか。その辺だけまず伺っておきたいです。詳細につきましては、また次の機会にしたいと思うんで、概略をよろしくお願いしたいと思います。 ◎次長兼生活環境課長(山本定夫君)  先ほど質問の趣旨を取り違えまして、ご答弁申し上げました。どうも失礼いたしました。 まず、家電リサイクル法の施行の現状の対象4品目の取り組みについてでございますが、法の規定によりましてエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機のリサイクルに関する対応ということで、現状ではこの4品目には粗大ごみでは収集いたしておりません。したがいまして、この法の運用に伴いまして、それぞれ市民の皆様方は収集運搬料金、リサイクル料金等お支払いの上、それぞれ対応なさっておられるというのが実情でございます。 また、この対応漏れの小売店等の販売店がないような場合は、市の環境サービスセンターにおきまして許可業者により対応しているというところでございます。 また、対象4品目以外の収集の今後の見込みとか、その辺の考え方についてでございますが、対象4品目以外については現在粗大ごみで収集しているということでございます。 今後、家電リサイクル法等資源循環型社会の実施に向けての推進によりまして、その他電化製品につきましても対象品目となるということが予測されますが、これらにつきましてはその時点、時点におきまして我々担当といたしましては対応してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。 ◆14番(小谷喬君)  通告に私、容器リサイクルと書いたもんですから、担当がそういうお答えになったわけですけども、これは私の方のミステイクでして訂正をしときたいと思うんですが、いわゆる今お答えになりましたように、家電リサイクル法との関係で申し上げたものであります。 そこで、これ以上のことはこれからの施策の中での問題でもありますので置いときたいんですけれども、ただご承知のように不法投棄の問題が当然のように全国各地で出ておりますように、またそれに伴う厳しい罰則規定等も含めた政令都市なんかもあるようでありますが、この辺の問題も出てくると。 市長もたしか以前に言われておりましたように、地方自治体のかかわれる範囲には限界がありまして、いわゆる製造者責任とか、消費者責任とか、いろんなところでの現時点でもやはり中央レベルで、これの賛否をめぐりまして議論を重ねられておるようであります。それはそれとして、日々自治体にかかわる問題でありますから、不法投棄をも含めて十分対応の方をよくお考えしといていただきたいというふうに思うわけであります。 次の質問に移ります。 前後しますが、学校教育施設について担当の方にお尋ねしたいんですけれども、いわゆる管理課になるかと思うんですが、私ども数年前に、まだ3年ほど前ですけれども、各市内学校教育施設を調査させていただきました。その際、現場の校長先生や関係者の皆さん方に非常にお世話になりまして、また歓迎もいただきまして、懇切丁寧な内容を報告いただきました。 それはそれとして、施設の改善に教育委員会では随分努力をされているということも伺ってはおるわけでありますけれども、いかにせん全体的な効率的な計画性といいますか、そういうものが十分であるかどうかと、この辺は立ち入ってお尋ねするつもりは今日の段階ではありませんので申し上げません。ただ、ここで申し上げておきたいと思いますのは、新たな事業というと大げさになるんですけれども、私どもが調査した際にも現場の先生方にとりまして、最も今大切な問題というのは施設面ではやはり空調施設の整備であります。 現時点で、コンピューター室とかそういう特殊な施設のところでは、保守・保全のための施設として空調関係が導入されているようでありますが、そのほかの点でどの分野に空調施設が設置されているのか、現況をお知らせいただきたいと思います。 ◎管理課長(川辺彰文君)  コンピューター室以外ですと保健室、図書室、それとこれは中学校も同じでしたんですけども、小学校の調理員の休憩室というところに設置しております。 以上でございます。 ◆14番(小谷喬君)  あしたから即というわけにはまいらんと思うんですけれども、少なくとも一遍に私なんかも全部設置をしろなんていうことは到底申し上げるつもりはないんですけれども、少なくともやはり年次計画というものぐらいは、最低限今の時点でも私は教育委員会としてはお立てになる必要があるんではないかなと。本当にそれこそさっきの午前中ですか、いろんな議論もありましたけれども、学校教育施設関係の開かれた学校教育という点では、PTAのお母さん方、お父さん方初め学校にかかわりの方々が常にお邪魔をするという状況は決して悪いことじゃないわけでありまして、そういう方々においでいただくにつきましても、やはりそういう受け入れ態勢というのが当然求められると思うんです。 したがって、年次計画をお立てになりまして、これ近隣の諸都市では、もう既定の事実としてどんどん進んでいっているわけです。それにしましては、高石市は残念ながらその面で非常におくれをとっておるというのが現状なんですよ。これはほかの分、例えば学校プールの問題もそうなんですけれども。 ですから今の時点で、ここで申し上げておきたいのは、学校内における空調施設は少なくとも最低限校長室でありますとか、職員室でありますとか、それから特別教室、これは本当に大変な状況で行われておりましたから、一定改善はされてるというふうには思うんでありますけれども、その辺のところについては最低限計画を立てられて、具体化していくということで要望しときたいと思うんですが、これらにつきましてはどういうふうにお考えになりますか。考え方をお聞かせください。 ◎管理課長(川辺彰文君)  クーラーの設置の年次計画ということでございますけども、学校の管理運営経費につきましては一定の事業計画を立ててやっておりまして、一方は新しい教育課程の取り組みもしていかなければならない予算が必要となってまいります。教育費におきましても厳しい財政状況の中で、耐震診断や経年ガス管の取りかえ工事など、優先順位をつけて事業を実施していかなければならないものがたくさんございます。こういうことを何とぞご理解願いたいと存じます。 以上でございます。 ◆14番(小谷喬君)  卑近な例を出すつもりはないんですけれども、やはりお仕事をなさる上で先生方が教育活動に専念しやすい環境というものは、行政側としてはいろいろ種々あるでしょうけれどもつくっていくというのが、教育委員会の私は責務ではないかと思うんです。ですからここでやりとりするつもりはありませんので、しかし、少なくとも優先順位のこともおっしゃったんですが、やはり短期・中期・長期とお互いいろいろあると思うんですが、その中での引き継ぎをきちっとしていただきまして、具体化されることを要望しときたいと思います。 それから、3点目の富木駅周辺整備問題について関連して、これも通告いたしておりますが、堺市側の都市計画道路、南花田鳳西町線ですか、平成18年度完成予定ということで、事業が既に始まっています。それとの整合性の問題についてなんですけれども、ここでおさらいをするつもりはないんですが、現時点の高石市と堺市との協議、またそれに関連をいたします富木線の整備、同時にそのことは駅周辺整備とのかかわりも深いわけでありまして、どういうふうな状況でとらえていくのか。 また、周辺整備そのものについては、地元の方々の形成合意、コンセンサスといいますか、そういうものの取り組みのもとで進めていこうという方向を打ち出されておりますが、仮にこれも地元からの施策として浮かび上がってきたといたしましても、高石市の富木駅を中心にした道路形態を見ますと、取石中央線の道路計画というものも久しいわけですが、これらについての関連も避けて通れない問題があると思うんであります。 第三次総合計画の中でも、道路の現況と課題ということでここでも触れられているわけですけれども、主にここで触れられているのは基本的にはやはり東西道路よりも要するに南北道路が中心なんです。ある方言われました、富木の方が言われてなるほどなと思ったんですが、高石市の現在の南北の主要な道路というのは、みんな通過交通であり、産業道路だということを指摘されました。ある方言われましたが、私はそのとおりだというふうに思うわけです。 つまり、生活道路なり東西線の問題については、残念ながら今日まで本当に取り組みがまともでなかったんではないかというふうに思うわけですけれども、それはそれとして今申し上げた駅周辺問題を取り上げても、東の玄関口ということは嫌ほど申し上げてきた経緯があるわけです。しかも、ここでもこの三次総計の富木駅周辺地区の整備推進ということを触れられているわけですが、ここでも言われているのは国道26号と、大阪和泉泉南線へのアクセスを改善に努めると、非常に極めて抽象的な表現しかなってないわけです。 ですから、現時点ですべて答弁を求めることは無理だと思うんでありますけども、今申し上げました点に関連いたしまして、ご答弁のいただける範囲でお願いしたいと思います。
    都市整備部長(井上靖夫君)  ご指摘の堺市側の都市計画道路でございます南花田鳳西町線の整備でございますが、いわゆるJR阪和線をアンダーでくぐり、平成18年をめどに目標として取り組んでおるとお聞きしているところでございます。この都市計画道路と富木線との接続を含めた協議を、現在堺市側と本市関係課と協議いたしておるところでございます。 この接続道路だけではございませんで、やはり東側の本市における玄関口としての富木駅周辺の整備につきましては、道路整備も含めた駅周辺の整備につきまして、地元協議会のご意見をお聞きし、今後とも進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆14番(小谷喬君)  一般論で言えばそういうことで終わるんですが、具体的になりますとJRの全域、JRが占めている社宅があるわけですけれども、その中をいわゆる計画線路線として富木線が走っているわけです。ご承知のように、それから南となりますとT字型で富木駅前へ出る道路があるわけですが、このアクセスによってこの辺の周辺整備がなされなければ、交通渋滞今でも多いわけですけれども、この辺のところの市民の方々の日々の暮らしに非常に大きな影響を与えるんではないかと。 それだけに当面する問題と、長期の問題を当然区別しなければなりませんが、平成18年ということでいわゆる今言われた道路の問題、堺市側の道路につきましては既にもう工事が始まってますから。高石側の方としても、これはこのまま放置するわけにいかんと思うんです。ですから、当面の問題としてどういう位置づけをされるのか。 これは今言われたように地元協議会云々という話があるんだけれども、これはいわゆる周辺整備としてどういうまちづくりをしていくかということが中心的課題です。いろいろその他派生した問題で、水洗トイレの問題でありますとか、いろんな問題、諸課題が提起されておりますけど、しかし、それらを促進していく上でも、やはり市側が直接かかわっているこのみずからの道路計画について、どうしていくのかということが当面避けて通れないと思うんです。 したがって、どういう位置づけをしていただけるかということは、市民にとっては大きな関心の的になるわけでありまして、この辺のところは今おっしゃったんだけれども、もう少し具体的な点でのお話がいただければいいんじゃないかと。いわゆる富木駅周辺整備計画協議会の方での話としては出ていますけれども、トータルで高石市の都市整備として、まちづくりとして考えたときにどういうふうな対応、また位置づけをしていかれるのかということを明らかにしていただければありがたいと思います。 ◎都市整備部長(井上靖夫君)  富木駅の周辺整備計画協議会におきましても、この道路整備の問題が重点的に話が出ておるわけでございまして、とりあえず全体的なまちづくりとして東の玄関口としての整備は一度にはまいりませんので、やはり道路整備につきまして重点を置いた考え方が意見交換なされております。 その中でも、まず18年度に供用開始を目途として整備が進められております堺市側の計画道路、南花田鳳西町線と、富木筋とのこの接続につきましては、従前でございますと平面交差等を考えておりましたが、いわゆるJRの交差をアンダーで通ることによりまして、これは平面交差はでき得ません。 したがいまして、側道等の取りつけ等いろいろ検討がなされておりまして、この面からいきましてまず道路整備の中でも富木筋の線をまず検討されております。加えまして、その富木筋が駅前の方へまいりますと現行道路ではやはり十分対応はでき得ないということでございますので、その中でやはり一番合理的な解決方法といたしまして、駅周辺の整備とともに道路計画を検討するということで、ただいま周辺計画協議会におきまして検討されておるということでございます。 ◆14番(小谷喬君)  もうこれ最後にしたいと思うんですが、ちょっとその辺の今、部長がお答えになった点で気になりますのは、やはり何と言いましても周辺協議会は周辺協議会です。これは地元の皆さん方による事務局は周辺整備室ですけれども、しかしながら、道路計画は行政側として従前からあるわけですから、これはこれとして市独自の課題として、やはり具体化していくということが前提だと思うんです。 あそこは近隣商業地域として駅周辺は整備されておりますが、その面でいきますと駅の東西は市民が日々利用されているところは全部JRの土地であるということは事実ですから、これ自体も非常に問題なんですけれども、今私がここで申し上げておりますのは、やはりそういうアクセス道路の整備をどう位置づけていただけるかということにも大きくつながると思いますんで、ぜひその点、市長も協議会の方にご出席なられてその都度いろいろ発言なされておられるんですけれども、それはそれとして大切なことと思いますし、いいんですけれども、今申し上げた普通皆さんにお願いをしても検討してますとか、これから計画立てますとか、いろいろおっしゃるんだけれども、今回のこの富木線の問題につきましては、107号線もそうなんですが、堺市側が具体的に動き出しておるという事態があるわけですから、これに合わせてじゃあ全く手をつけないのかというわけにはまいらない。いや応なくそこへ高石側としても対応しなければならんという点がありますから、そういう点も含めてよくお考えいただきまして、周辺協議会任せという言い方はしませんが、具体的な取り組みを提起させていただきたいと。 市長、この辺で具体的に東の玄関口という意味で、以前施政方針で歴史的で由緒ある町だというふうにおっしゃっておられたのもありましたから、それはそれでいいと思うんですけれども、そういう問題がもう出てきておりますだけに、ここ一番ひとつ奮闘していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。その辺のとこだけちょっと伺ってみたいと思うんです。 ◎助役(斎藤弘晴君)  富木駅の東側、特に堺市側で18年にオープンする道路につきましては、視野に入れて今、富木駅周辺協議会で今検討していただいております。 本市もあそこの富木駅の東側につきましては、駅前広場、富木線、富木中央線、こういう都市計画決定をした道路がございます。その都市計画決定したものをただ実行するというだけでは、なかなか経費の投資に見合うというんですか、それとあわせて地域の商業も含めました利便性、活性化というのも一緒にやっていきたいというのが市の願いでございます。 それにつきまして地元の協議会さんに花田線ができるのをきっしょに、富木駅の東側の整備を現在都市計画決定してある駅広、それから今言った2路線を整備するだけではやはり富木の活性化というのはなかなか図れないんではないかということで、それとその整備と一緒に合わせてまちづくりの方もしていこうではないかということで、今、協議会の方にご意見をお伺いしている段階でございます。そういうご意見をいただいて、また市の方でそれに合わせた整備手法、補助金、起債、そういうものも含めまして検討してまいりたいと思っております。 ◆14番(小谷喬君)  また、話がもとへ戻って長期の話になるみたいなことでして、およそ地域皆さん方の住民感情とは相入れんようなご答弁だと言わざるを得ません。 私はだから、そういう点ではあなたが今、助役の立場としておっしゃったんだけれども、私は具体的な問題として提起をさせていただいておるわけでありまして、もう少しまちづくりについての考え方につきましては、先行きどうなるのかなというのを改めて感じざるを得ません。それだけに非常に残念な思いであります。 同時に、しかしながら、具体的にはそういうことで迫られてきている問題について、どういう受けとめ方をするのかなという、私は見ておったんですけれども、意外とクールだなというふうに言わざるを得ません。 しかし、これはそうあってはいけませんので、アクセス道路として動き出してきますので、本市としても十分取り組みを進めていただきたい。そのことを特に強く要望しておきたいと思います。 これで私の質問を終わりますが、私たちは確かに今財政が厳しいとかいろいろ言われています。国の政治でも666兆円と、国・地方合わせての借金というふうに言って、構造改革という名のもとに結局のところは、詰まるところ国民にその負担を押しつけてくるというのが国の政治でも同様のようでありまして、さらには参議院選挙後は消費税云々という話、引き上げという話まで出てきておるわけであります。 どれほど国民を痛めつけたらいいのかなと思うぐらいに非常に厳しい状況を迎えるということになりそうでありますが、私たちはそういうことに対して正々堂々と論陣を張って、立ち向かっていきたいなと思っております。少なくとも本市において、市民の暮らしを守る立場から、我々も力を尽くしてまいりたいということを申し上げて、一般質問といたします。 以上であります。 ○議長(金田美樹子君)  次に、10番 中島一男君。 ◆10番(中島一男君)  一般質問につきまして通告をいたしておりまして、行財政改革とその他ということでございますが、基本的に細部にわたって理事者側との調整が今ちょっと不十分でございまして、問題点といたしましてはこの行財政改革の中で健全財政の確立という点につきまして1点。 2点目といたしましては、国・府等から提案なり指導がございます広域合併に絡む問題点。こういうことで、特に高石の場合は周辺の市町と、一部事務組合によりますところの組合事業を行っております。ですから、例えば消防ですと堺市と。また、防災関係につきましては堺から忠岡に達するところの沿岸部。それから高石墓地については、高石と泉大津。また吉六墓地については堺と高石という形での構成がなされております。 じんあいとかその他下水道、それから水道につきましては高石と泉大津と和泉市と、この3市で構成してやっていると。こういった非常に広範囲にわたるいろんな関係での広域行政をやっております関係で、一つの合併問題を議論するに対しましても難しい立場であるのではないかというふうに私は考えております。 そういういろんな意味での問題点につきまして、先ほど申し上げましたように調整不十分ということで9月議会にまたやらせていただきたいということにいたします。せっかく議長が3時間の延長ということでご配慮いただきましたけれども、よろしくお願いします。 これをもって質疑を終わります。 ○議長(金田美樹子君)  1名の方より担当の方から説明を承り、理解したとのことで、質問の取り下げがありました。 よって、以上をもちましてご通告のありました質問は、すべて終了いたしましたので、一般質問を終わります。 この時点で市長より発言の申し出を受けておりますので、これを許します。 寺田市長。 ◎市長(寺田為三君)  第2回定例市議会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 提案いたしました各案件につきましては、慎重にご審議をいただき、いずれも原案どおりご可決、ご承認、ご同意を賜りましてありがとうございます。 特に、行財政改革実施計画の実施に伴う保育所・幼稚園の民営化については、多くの市民の皆様からのいろんなご意見が寄せられ、議会でも真剣な議論が行われてきました。そして、その議案の議決をいただいた次第でございます。 今後は民営化により、多様な保育や幼稚園教育のニーズにこたえていくための具体的な手続に入っていくことになりますが、円滑にそれが行われ、子供を持つ保護者の皆様のご理解とご協力がいただけるよう努めてまいりたいと存じておりますので、皆様のご支援、ご協力を今後ともよろしくお願い申し上げます。 また、大阪教育大学附属池田小学校で児童ら23人が殺傷された事件については、本当に悲惨で痛ましい事件でありました。亡くなられた皆様や、被害を受けられた皆様に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと存じます。 なお、この事件の容疑者は、それ以前事件を起こすたびに触法精神障害者の立場を強調して、日常生活に戻っていたということであり、その行き着いた先が今回の事件なのか。幼い8人の命を守れなかったこの国をどう変えればいいのか。教育や社会のあり方等、その根は深いと思います。今、その対策について議論が始まったばかりでございます。ぜひ安全な社会の構築を目指して、努力していかなければならないと思います。 以上、所感の一端を申し上げ、閉会に当たりましての御礼のごあいさつといたします。まことにありがとうございました。 ○議長(金田美樹子君)  これをもちまして、本定例会に付議された案件はすべて議了いたしましたので、この時点で本定例会を閉会することについてお諮りいたします。本市議会会議規則第6条の規定により、本定例会を閉会することにご異議ございませんか。   (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。よって、平成13年第2回高石市議会定例会を閉会いたします。      (午後 5時30分 閉会) 以上会議の顛末を記載して、その相違なきを証するためにここに署名する。  高石市議会議長   金 田 美樹子  高石市議会議員   阪 口 孝 雄  高石市議会議員   松 本   定...